2007年8月7日火曜日

ソースカツ丼 / すみれ食堂 会津若松市

県立会津総合病院のすぐ西隣に在り、駐車場は道を挟んだ向かい側に2台分のスペースがある。

県立病院に勤める知人の話によると、ここのご主人は客のオーダーに対し非常に柔軟であるという。

メニューに無い物でも臨機応変に作ってくれるらしい。

ソースカツ丼 / すみれ食堂 会津若松市

肉厚は3mm程度の極薄トンカツで、学生食堂のカツ定食や駅弁の幕の内弁当に入っているカツを思い出させる。

クリスピータイプは肉を食べている満足感は全く得られないが、揚げ油とソースと飯が何とも言えない渾然とした美味さを醸し出す。

ひょっとすると肉が無くても相当に美味いのではないかと思わせる。


ソースは甘すぎる事の無いバランスの良い味で、別皿に用意された大盛りの千切りキャベツとの相性も良い。

ソースカツ丼 / すみれ食堂 会津若松市

玉子スープと漬物となめこおろしが付き、全てお盆に載って出されるのだが、どう言った訳か、ドンブリの下にはティシュが敷かれていて、けっこう邪魔だったりする。


美味いが、カツ丼を食べたと言う満足感には程遠い。

もしかすると私は、厚切り肉を食べないと満足感が得られない“むらい・いとう症候群”かも知れない。

この極薄クリスピートンカツで930円は高過ぎるのでは無いだろうか。


□■□店舗情報□■□

店名 : すみれ食堂

住所:福島県会津若松市城前9-53

電話:0242-27-7027

定休日:不定休

営業:9:00~14:00 / 17:00~19:00

駐車場:2台(店の向かいの薄緑色のスペース)

※写真は「ソースカツ丼」930円(税込み)

2007年8月6日月曜日

かつ丼(煮込み)/ いとう食堂 (会津若松市)

伝え聞くところによると、この“いとう食堂”は臨時休業が頻繁に有るらしい。また11:30の開店なのに遅れることもしばしば有るとの事。

私も先日訪た時も休みで、しかたなく他店でガッカリな物を食べてしまい酷く気落ちしたのである。

以前こちらでご馳走になったのはソースカツ丼だったので、今回は煮込みを食べてみたくなった。


前回は出前が立て込んでいたようで、注文から30分以上も待たされたが、今度は15分強と標準的な待ち時間だった。

6席のカウンターのみと思っていたが、奥に小さな座敷が有り、馴染み客たちはそちらで食べる事も有るようだ。


あの分厚くて柔らかで、しかもジューシーなカツをまた食べられると思うと、実に待ち遠しい。

かつ丼(煮込み)/ いとう食堂 (会津若松市)

今日はアサリの味噌汁とキュウリの糠漬けが付いた。

煮込みカツ丼は余計に加熱する所為か、ソースカツ丼に比べジューシーさが大幅に欠けているように感じた。

しかし決して硬い訳ではなく、肉厚2cm弱はあるのに、軽く噛み切れる程の軟らかさだ。

煮込みの汁はかなり甘め。

正直な感想を申し上げれば、ソースカツ丼の方がはるかに美味かった。やはり会津はソースカツ丼の土地柄のようだ。


遠方からお出での方は、先ずは電話で開店を確認の上でのお出かけをお勧めします。


□■□店舗情報□■□

店名:いとう食堂

住所:福島県会津若松市本町5-10

電話:0242-28-1839

定休日 : 木曜日

営業 : 11:30~14:00 / 16:30~19:00

駐車場 : 2台(その他にも有るようなので店に相談の事)

※写真は「かつ丼(煮込み)」900円(税込み)

2007年7月4日水曜日

龍興寺と天海僧正 / 大沼郡会津美里町

徳川家康の参謀として活躍し、その後も2代将軍徳川秀忠・3代徳川家光に仕え、上野の寛永寺を創建した高僧“天海(幼名:舟木兵太郎)”の両親の墓があるのが会津美里町(旧:会津高田町)の龍興寺である。

龍興寺と天海僧正 / 大沼郡会津美里町

天海は陰陽道に基づいた江戸鎮護を構想し、日光東照宮の建築物配置には風水的論理による大きな関わりを持ったとされる。

1643年に108歳で没したとされ、その5年後に朝廷から慈眼大師号を贈られた。 日光山輪王寺慈眼堂に祀られている。

天海の前半生は謎に満ちており、小説などでは怪僧として扱われることが多い。

その為か明智光秀をはじめ歴史上の色々な人物と同一人物ではないかとする説が多い。

しかし、大正4年に歴史学者の黒板勝美・辻善之助両博士が天海の生誕地確認の為に由緒地を探していたら偶然に龍興寺墓地内から父親の名である「景光」の刻印のある五輪塔二基を発見し、両親の墓が有る事から天海の生地は高田であることが確認された。

それにより全国10ヶ所以上にある生地はいずれも間違いであることが立証された。


旧:会津高田町役場向かいのJA敷地内の一角には天海生誕の地碑が立っている。

龍興寺と天海僧正 / 大沼郡会津美里町

大正4年に生誕地と確認された割には、未だに実は足利将軍家12代足利義晴の子であるとか、本能寺の変で織田信長を討った明智光秀や、本能寺の変で先鋒を務め、琵琶湖の湖上馬越え伝説で知られる明智秀満と同一人物であるとする説が有るのは何故なんでしょう。


龍興寺駐車場の側には立派な蓮池がある。

龍興寺と天海僧正 / 大沼郡会津美里町


□■□龍興寺情報□■□

龍興寺

住所 : 福島県大沼郡会津美里町字龍興寺北甲2222-3

電話 : 0242-54-2446


□■□天海生誕地の碑□■□

旧会津高田町役場向かいのJA敷地内


※写真は…

上) 龍興寺 天海の両親の墓

中) 天海生誕地の碑

下) 龍興寺の蓮池


《関連記事》

龍興寺 / 大沼郡会津美里町

2007年7月3日火曜日

ソースカツ丼 / 城前ハトヤ食堂 (会津若松市)

“いとう食堂”のカツ丼を食べたくなって行ってみたら臨時休業だったので、止むを得ず街中へ走っていたら、鶴ヶ城入り口角の“城前ハトヤ食堂”が目に入った。

今まで観光客相手の店で食べて美味かった験しが無いので、かなり不安だったが試しに入ってみる事にした。


カツは、この先どういう配分で食べ進んだら良いものかと考え込んでしまうほど小さくて、しかも端の方には硬い筋がある。

ソースは首のリンパ腺がダルくなるほど甘い。

手作り感満点の地味すぎる味噌汁と、ドンブリの隅に無造作に盛り付けられた毒々しく赤い紅生姜が、嫌がうえにもチープ感を盛り上げてくれる。

落胆と憤りと悲しみと絶望が複雑に絡み合い、私は思わず『ウング~…』とウメキ声を漏らしてしまった。

ソースカツ丼 / 城前ハトヤ食堂 (会津若松市)

これで“いとう食堂”のソースカツ丼と同じ900円かよ!?と愕然とする。

「もう150円をプラスすれば“お食事処むらい”の巨大ソースカツ丼が食べられたのに」と思うと、取り返しのつかない事をした後悔の念で、腋の下や背中に冷たい汗が出た。…ような気がする。

東山温泉まで行って“よしのや食堂”で食べるって手も有ったのに!!


もし鶴ヶ城付近で観光客の誰かに「ソースカツ丼を食べたいのだが、どこか良い店は無いか?」と訪ねられたら、私は迷わず『タクシー代を使ってでも“いとう食堂”で喰らえっ! この!』と目を吊り上げてアドバイスをする。


七日町の“ハトヤ分店”は世間様では評判が良いようなのですが、こちらの“城前ハトヤ食堂”とは同系列なのでしょうか。


□■□店舗情報□■□

店名 : 城前ハトヤ食堂

住所 : 福島県会津若松市追手町3-27 

電話 : 0242-27-7360

定休日 : 不定休

営業 : 9:00~19:00


※写真は「ソースカツ丼」900円(税込み)

2007年7月2日月曜日

中華そば / あべ食堂 (喜多方市)

喜多方ラーメンの特徴を挙げれば「新しい冒険的な味に出会うことは無いが、安定した老舗の実力的な味わいがある」と言えないだろうか。

その代表的存在が“あべ食堂”である。

先代のご主人が亡くなられてからは伺った事が無く、今回はおよそ2年振りに「中華そば」を頂いてみました。

名前通りの素朴で飾り気の無い物で、チャーシューと刻みネギとメンマのシンプルなトッピング。

以前に比べ、各素材の持ち味が荒々しく出ているスープに成ったような印象。

中華そば / あべ食堂 (喜多方市)

喜多方には「朝ラー」と言う言葉が有りまして、朝食としてラーメンを食べる事なんですが、それほどにラーメンが生活に根付いている土地柄です。

こちらの“あべ食堂”はその朝ラーが出来る店で、開店は朝7時半です。

休日の朝などは地元の朝野球チームらしい集団が小上がりを占領し飲酒を続け、遠方から来たと思われる家族連れの客がラーメンを食べられずに待っている光景を何度も見る事が有った。

混んでいる飲食店での長っ尻は野暮で見っとも無い。

また、喫煙の有害性が叫ばれる昨今、子供からお年寄りまでが行く飲食店に灰皿を置くのは考え物である。

せめて朝・昼・夕の一般的な食事時間帯は全席禁煙にする位の姿勢が有っても良いと思う。


喜多方市にとってラーメンや観光関連の税収は決して小さな額では無いはず。

観光客に対してもっと思いやりを持たなくては、近い将来、閉店したラーメン屋が立ち並ぶ寂しい町に成って、大変な事に成りますよぉぉ。


□■□店舗情報□■□

店名 : あべ食堂

住所 : 福島県喜多方市緑町4506

電話 : 0241-22-2004

定休日 : 水曜日

営業 : 7:30~18:00

駐車場 : 10台位


※写真は「中華そば」550円(税込み)

2007年7月1日日曜日

唐揚げ弁当 / うまか亭 (大沼郡会津美里町)

五百渕亭の唐揚弁当の記事に関してある方からコメントを頂き、その中に、会津美里町にある“うまか亭”の唐揚げ弁当の情報がありました。

会津美里町には行く機会が無く、なかなか“うまか亭”へ行くチャンスに恵まれませんでしたが、やっと食べる事が出来ました。

唐揚げ弁当 / うまか亭 (大沼郡会津美里町)

“五百渕亭”と“うまか亭”とでは、接客や調理法などに於いて正反対の印象を受けました。

1. 先ず、混んでいるのに丁寧な応対に感心しました。

2. そしてキャベツの千切りが只の飾り物としてではなく、別の仕切りに入れられドレッシングがかけられてサラダとして存在している。

3. 油が切れていなくて少々油っぽいが、一つひとつ丁寧に揚げられたのが感じ取れる唐揚げ。

大量生産・大量消費型の五百渕亭に対し、うまか亭の物には母親が子供の為に作った弁当の様な心配りが随所に感じられました。

小さな器に無理矢理詰め込んでボリュームを演出するような事も無く、おかずの量に合った器を使用する点も衛生的で好感が持てます。

全ての点で食べ手に対する気遣いを感じる弁当でした。


□■□店舗情報□■□

店名 : うまか亭

住所 : 福島県大沼郡会津美里町字思堀32

電話 : 0242-56-2121

年中無休(年末年始を除く)

営業 : 9:00~14:00 / 17:00~19:30


※写真は「唐揚げ弁当」480円(税込み)

2007年6月30日土曜日

万世楼メン / 万世楼飯店 (会津若松市)

暑い日が続いて冷たい物ばかりを食べ続けて居ると、突発的に何か温かい物が食べたくなるもので、広東麺の様な物が恋しくなった。

以前ソースカツ丼を頂いた事のある“万世楼飯店”へ行く事にした。

駐車場で車から出ると中華料理特有の胡麻油系の良い香が漂っていてワクワクしてくる。


“伝統会津ソースカツ丼の会”発行の“ソースカツ丼マップ!”を見ると、万世楼飯店の《楼》の字が《桜》と誤植されてある。

発行に携わった誰かが気が付きそうな物だが…。

万世楼メン / 万世楼飯店 (会津若松市)

野菜あんかけラーメンの“万世楼メン”をオーダー。

火を通し過ぎないシャキシャキとした食感を残した、絶妙な野菜の炒め具合が良い。

ラーメン専門店と中華屋さんとの決定的な違いは麺の管理かもしれない。

こちらでは麺の茹で具合に余りこだわりが無いようで、随分と軟らかめに茹でられていた。もう少し固めの方が美味いと思うのだが。

スープとあんは優しい柔らかな味で気持ちが和みますが、やや平坦な味付けなので後半にダレを感じてしまいました。

ニンニクや辛味で少しアクセントを付けた方が、最後まで美味しく頂けそうな気がします。


□■□店舗情報□■□

店名 : 万世楼飯店

住所 : 福島県会津若松市滝沢町1-15

電話 : 0242-24-6085

定休日 : 不定休

営業 : 11:00~21:00

駐車場 : 6台


※写真は「万世楼メン」730円(税込み)

2007年6月29日金曜日

ソースかつ重 / とん亭 (会津若松市)

人伝えに“とん亭”のトンカツはとても美味いと聞いていたので前々から楽しみにしていました。

昼時に入店したので結構な混み具合でしたが、さほど待つ事も無く食べる事が出来ました。しかし席がとっても狭いのには閉口しました。

掘り炬燵式の小上がりなんですが、座るにも立つにも実に狭い。


テーブルには小さな瓶に二種類のソースが用意されていまして、これ等も試しに食してみました。

味噌ソースの方は味噌の風味が随分と前に出たかなり味噌側に傾いたソースで、もう一方の普通のトンカツソースの方は、かつ重に予め使われているソースとは別物で、幾分サラリとしていて香辛料が効いた物になっておりました。

“ソースかつ重”に使われているソースは少し甘めで、テーブルに用意されている物より濃厚に感じました。

こちらではカツ丼ではなく、お重に盛り付けられているので“ソースかつ重”になります。

昼時で混雑していた所為も有るんでしょうが、揚げ油が切れていなくて非常にシツコク感じました。

それに肉の味も香りもほとんど感じられない。期待していただけに残念です。


□■□店舗情報□■□

店名 : とん亭

住所 : 福島県会津若松市天寧寺町1-11

電話 : 0242-27-2191

定休日 : 月曜日

営業 : 11:00~14:00 / 17:00~21:00

駐車場 : 15台位


※写真は「ソースかつ重」890円(税込み)

2007年6月27日水曜日

ソースカツ丼 / 味の里 しおえ食堂 (会津若松市)

巨大なトンカツで世間に知られている“お食事処むらい”の近くに在り、店は外観も内景もどこの町内にでもよくある居酒屋風の造作である。

カツの肉厚は10mm位で常識的な大きさだ。それが幅10mm位の短冊に切ってある。

これ見よがしにドンブリからはみ出させるような下品な事はせず、器の形に沿って奇麗に並べてある。

肉は柔らかく、揚げ油のしつこさは余り感じられない。

ソースはやや甘めで、ドンブリの底のご飯に染みるほどにたっぷりと掛かっている。

マイルドで優しい味だが、後半に少し飽きを感じてしまう。

冷奴と漬物と大根おろしと味噌汁が付く。大根おろしがとても有り難かった。


□■□店舗情報□■□

店名 : 味の里 しおえ食堂

住所 : 福島県会津若松市門田町大字御山字村上319

電話 : 0242-26-9060

定休日 : 月曜日

営業 : 11:00~19:00

駐車場 : 2台位


※写真は「ソースカツ丼」892円(税別価格 850円)

2007年6月26日火曜日

ソースカツ丼 / 來龍 (会津若松市)

以前、こちらでラーメンをご馳走になった時には若い女性の従業員がいらっしゃいましたが、今回はやや強面のご主人が一人で忙しそうにしておられました。

見ていて小気味が良い程キビキビと働くご主人で、その勢いの良さの様な物がソースカツ丼にも表れております。

器も盆も黒が基調となっておりシャープな印象を受ける。

カツをドンブリから無闇にはみ出させるような事もせず、僅かに端を覗かせる程度にしているのがイナセで良い。

ソースは甘さを押さえた幾分スパイシーなスッキリとした物で、カツ・キャベツ・飯の3要素をシッカリと一つにまとめている。

極細キャベツが熱でシンナリしていて、これはこれで美味かった。

ご飯とカツは、量的にも味的にもバランスが取れている。芥子が標準装備されているのが嬉しい。

カツは肉厚10mm位で幅広カット。硬い部分などは無く美味い。

ひとつ難点を挙げれば、衣が剥がれ易い点である。

衣が剥がれて焦げ色も無いグレーの平坦な肉片は、実に憐れな姿である。

まるで、全然盛り上がらない暗い忘年会の席で、上司の命令で唐突に始められた総務課のオッサン社員の裸踊りのようで、直視できない悲しさを感じる。

來龍のご主人には、その点を改善して頂ければと願う。


□■□店舗情報□■□

店名 : 來龍

住所 : 福島県会津若松市中島町2-24

電話 : 0242-22-3826

定休日 : 月曜日

駐車場 : 10台位


※写真は「ソースカツ丼」900円(税込み)

2007年6月24日日曜日

ラーメン / みずほ (喜多方市)

人間はとんでもなく腹が減ると世の中の事なんかどうでも良くなる物だ。

たとえ自民党と公明党によるタッグ独裁悪政に国民が喘いでも、社保庁の不手際で年金がどうなるかの不安が有っても、女性が子供を生む機械であったとして、腹が減っている時にはそんな事はどうでも良くなってしまう。

何でもイイから何か食べたいと思いつつも、どうせ食べるなら美味い店で食べたいと思う。

そんな時には、安部総理が偏った危険思想の持ち主であろうが、憲法が改悪されて多くの若者たちが犬死しようが、日本がアメリカの属国に成ろうが構った事ではないと言う気持ちに成る。

今日は“みずほ”でラーメンを食べる事に決めた。


人口に対しラーメン屋が異常に多い喜多方には、休日ともなると店の前に長蛇の列を作る有名店が何件も有る。 しかし本当に美味い店は極わずかである。

そういう中で、さほど待つ事も無く美味いラーメンを食べられる店を見つけた時は、店側には気の毒だが嬉しいものである。

“みずほ”はそんな店の中の1軒だと思っている。


昨今子育てや学校教育問題などで「個性を伸ばす」と言う言葉を頻繁に耳にする。

「個性」と言う物は、周りが寄ってたかって誉めそやして伸ばしてあげる物では無い。ましてや『これが私の個性でゴザイ』などと自らひけらかす物でもないと思う。

芸事・習い事・武術などに於いては、「型」と言う物を確実に身に着ける事が基本中の基本である。そこには個性が我が物顔で入り込む隙は無い。

長い修練の間、押さえても潰しても知らず知らずに顔を出し、それが結果的に良いと評価された物が、後々「個性」であると認められるものだと考える。

基本に忠実である事もまた個性の一つだと思う。 それは食べ物の世界でも言える事だ。

“みずほ”のラーメンを食べていると、そんな事を考えてしまう。


以前食べた時の麺は、やや黄色みがかったサクリとした歯ざわりの一風変わった食感の物だったが、ポピュラーな麺に変わったような気がする。

茹で加減はもう少し硬くても良いかなぁ。

スープは文句の付けようの無い、バランスの取れたクセの無い味に仕上がっている。“正統派”と言った印象。

ひとくちサイズの冷奴と漬物が付き、食後にはコーヒーが出る。価格面でも味の面でも申し分が無い。

『ここのご主人は、きっと誠実な人柄なんだろう』と思ってしまうラーメンでした。


□■□店舗情報□■□

店名 : みずほ

住所 : 福島県喜多方市寺町4753

電話 : 0241-24-5156

定休日 : 火曜日

営業 : 11:00~19:00

駐車場 : 3台位


※写真は「ラーメン」500円(税込み)

2007年6月22日金曜日

㈱東北書店 閉店 / 郡山市

私の父の実家は東北書店のすぐ近くに在った。子供の頃、祖父母の家に遊びに行った時には丸光デパートやうすゐ百貨店と並び、東北書店は私の大切な遊び場所の一つだった。

うすゐ百貨店のオモチャ売り場を物色し、丸光デパート地下の10円寿司やタコヤキで腹を満たし、東北書店の大人びた雰囲気に暫し浸っては“勉強をしたような気分”に成って帰ったものだ。

狭い通路・天井に届くほど本が積まれた本棚・ギシギシと軋む木造店舗、どれもが一種不思議な空間を作っていた。


近頃は“勉強をしたような気分”にさせてくれる書店が少ない。郡山市では東北書店以外に無いのではなかろうか。

東北書店の本棚からは『お前さん達はこれを読むべきだ』と言う、店側の方針の様な物を感じる。こう言うのをポリシーと言うのだろう。

店員さんたちの行動や言葉には自信や誇りの様な物を感じる事がしばしばあった。

閉店の要因としては、経営難が大きな理由だと聞く。

広大な駐車場が無いと言う事は、車社会の現在では致命傷とも言える。 たとえ品揃えに不満が有っても、駐車場が有る郊外の大型書店へ足が向いてしまう。


東北書店閉店後、他の本屋さんは、郡山市民が東北書店に対して持っていた愛情や信頼を引き継ぐ自信はお有りでしょうか?

“売れる本”ではなく、“読むべき本”を並べるプライドはお持ちでしょうか?

社員がプロの書店店員に成るように教育する熱意はお有りですか?


今は、「第二の東北書店が早く登場して欲しい」と言う気持ちと、「東北書店を越えるような書店は登場しない」で欲しいと言う二つの気持ちが有ります。


私は相当動揺していたようで、欲しくも無い本を持ってレジに並んでいました。

店員さんから「記念にどうぞ」とカバー紙を数枚頂きました。

じっくりと見る事の無かったカバーですが、こうやって見ると良いデザインですよ。

東北書店の社長さん、社員の皆さん。ありがとうございました。お疲れ様でした。


□■□店舗情報□■□

店名 : ㈱東北書店

住所 : 福島県郡山市駅前2-7-15

電話 : 024-932-0379

定休日 : 元旦のみ

営業 : 10:00~20:00(1階) 10:00~19:00(2・3階)

…でした。

残念ながら東北書店は、2007年6月20日をもって閉店いたしました。

2007年6月18日月曜日

極太手打ラーメン / 食堂なまえ (喜多方市) 2007

東京を初めとする人口密集地でのラーメンは強い個性を売り物にした物が多いようで、人生に疲れを感じ始めた私の様なオッサンにとって、あまり食べたいと思えるような代物ではない。

ゴテゴテと手を加えたりしない昔ながらのラーメンが好きであります。

特にお年寄りが作るやんわりとした優しい味に引かれます。

例えば人や電信柱の影が長く地面を這うような夕暮れ時には、昭和の雰囲気を色濃く残す店で食べたくなります。

そんな店の厨房にはお年寄り夫婦が仲良く居て欲しいものです。

喜多方市の佐原病院近くの“食堂なまえ”は「ALWAYS 三丁目の夕日」に登場しそうな、そんなラーメン屋さんです。

麺は普通の太さと極太と二種類有りますが、私は極太手打ちラーメンが好きでして、いつも太い方を食します。

気弱なウドンは赤面してうつむいてしまいそうな強面の麺には、独特のワシワシ感とモチモチ感が有ります。

スープは一般的な喜多方ラーメンの物とは違った趣きがあります。

料理人が厨房で明星チキンラーメンの味の再現を試みたかのような朴訥とした味わいであります。

質素で簡潔で潔くて優しいスープです。

もう少しコクが有っても良さそうな気もするが、ともかく、ドンブリの底まで見えそうな透明度の高いスープとワシワシ&モチモチの極太麺の相性がとても良い。

今ではあまりお目にかかる事の無くなったナルトのトッピングがまたまた懐かしさを醸し出します。バラ肉のチャーシューは味が染みていて柔らかくてとても美味。

暑い日が続き食欲が無くなるこれからの時期でも食べられそうなラーメンであります。


■□■食堂なまえ 店舗情報■□■

店名 : 食堂なまえ
住所 : 福島県喜多方市字永久7693-3
電話 : 0241-22-6294
定休日 : 不定休
営業 : 10:00~19:00頃
駐車場 : 4台位
※写真は「極太手打ラーメン」520円(税込み)


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2007年6月16日土曜日

ぞうりぱん・焼肉定食 / 舞木ドライブイン (郡山市)

《ぞうりぱん》

私、以前は和菓子の甘さが大の苦手でして、餡子などを食べるとしばらくは頭が痛かったものでした。

しかし、強清水【こわしみず】をはじめ、会津地方では一般的な“饅頭の天婦羅”を止むを得ず食べた事がきっかけで、あれほど苦手だった和菓子の甘さにも段々と抵抗を感じなくなって来ました。

それからは柳津の粟饅頭も食べられるように成り、目出度い日々を過ごしておりました。

そんな折、子供の頃に食べた事の有る“ぞうりぱん”をふと思い出しました。

インターネットと言う物は実に重宝な物で、“ぞうりぱん”は舞木ドライブインで購入できる事を知った上に、地図まで入手できた次第です。

子供の頃に食べたぞうりぱんは、もっと黒っぽくて大きなコロッケ状の物だったように思います。今の物は色が白っぽく成り、形も変わってしまいました。

甘さは昔の様な「これでもかっ!」と言う甘さではなく、ふわりとした柔らかな甘味です。パンの質素な食感と良く合います。

5個入…500円 10個入り…1000円


《焼肉定食》

舞木ドライブインは、郡山市とは言っても三春寄りの随分と鄙びた場所に在り、店内には少し違和感を感じる程お年寄りのお客が目立つ。

近頃はソースカツ丼ばかりを食べ続けていたので、焼肉定食なんぞをオーダーしてみた。

味の事は横に置いといて、先ずはそのボリュームには驚かされる。

ドンブリ飯、千切りキャベツとポテトサラダがどっさり、大きなドンブリに豚汁たっぷり。 

物量至上主義の方々にとっては崇拝の対象に成り得るかと思われるほどである。

そんな中、ポテトサラダが殊更美味かったのが印象に残る。スーパーなどのお惣菜とは違い、手作り感の強いコクの有る味は忘れられない。


■□■店舗情報■□■

店名 : 舞木ドライブイン

住所 : 福島県郡山市舞木町字宮ノ前42-1

電話 : 024-956-2127


※写真は、

(上)「ぞうりぱん」5個入り…500円・10個入り…1000円(税込み)

(下)「焼肉定食」800円(税込み)

2007年6月4日月曜日

ソースカツ / 万世楼飯店 (会津若松市)

歳の加減なのかカツ丼を食べ続けた報いなのか、近頃は肉の脂身が少し苦手になって来た。

「会津のソースカツ丼を食べつくすゾ」という志を持ちながらも、陽気が良くなって来てサッパリとした物を食べたい事も手伝って、カツ丼から遠ざかっていた日が続いた。

そんな中、前々から気に成っていた“万世楼飯店”に行ってみた。

なぜ気に成ったかと言えば、私は「楼」とか「飯店」と言う字に弱いのである。「亭」とか「屋」に比べて本能レベルで満足させてくれそうな気がするのだ。

新鮮な素材を勢い良く調理し、それを大勢の老若男女がドヤドヤと食べているような雰囲気を「楼」とか「飯店」と言う字は持っているような気がする。


万世楼飯店の店内は、和洋折衷と言うか“和中折衷”の雰囲気で、少し昔の欧米映画に出てくる日本家屋のような設えである。

麺類もご飯類もメニューが豊富。町の中華屋さんと言う感じで気取りも無く実に良い。

運ばれて来た物を見て驚いたのは、ひじきの煮物や冷奴などの小鉢が5つも付いている事である。

カツ自体は然程大きくは無く、ともするとご飯が残ってしまうが、副菜が多いので困らない。

そして、肉の脂身が美味い。脂身自体に旨味があるのだ。

カツ丼から遠ざかっていたが、また食べ続けてみようと思わせてくれる一杯でした。


■□■店舗情報■□■

店名 : 万世楼飯店【ばんせいろうはんてん】

住所 : 福島県会津若松市滝沢町1-15

電話 : 0242-24-6085

定休日 : 不定休

営業 : 11:00~21:00

駐車場 : 6台


※写真は「ソースカツ」 950円(税込み)

2007年5月23日水曜日

ジャンボカツ丼 / ラーメン処 天神 (会津若松市)

店内の座敷は、一般家庭のお茶の間に予告も無く突然お邪魔をしたかの如く少し雑然とした佇まいである。

無料サービスのフルーツ類や還元水が置かれている。

“ナントカ還元水”に年間508万円もの謎の巨額光熱水費を費やした松岡農水相に、『無料で飲めますよぉ』と教えて上げたいくらいである。

お通しにミニトマトと漬物が出てきたが、ジャンボカツ丼がどの位ジャンボなのかが分からないので、迂闊にトマトなんかを食べる訳には行かず、ジッと我慢をする。

10分ほどでジャンボカツ丼が到着。ほうれん草のおひたしと小さな冷奴、それに味噌汁が付く。

分厚く巨大なカツを想像していたが、実体は10mm厚位の普通の大きさのトンカツが二枚分載っている物であった。天辺にはパセリが載っているが、ただのお飾りと軽んじてはいけない。後々重要な働きをするのである。

カツは幅10mm位の細めの短冊に切られている為、実に食べ易い。良い料理と言う物は味は勿論大切だが、“食べ易さ”と言う要素も決して軽んじられるべき物ではないと思う。

肉は柔らかくて食べ易く、揚げ油のクドさは全く感じられない。

ソースはこってりマイルドタイプで、中盤以降少し飽きを感じてしまう。そこで前述のパセリが大いに活躍をする。

漬物や冷奴などよりも、少々クセのあるパセリの青臭さが、減退しかけた食欲を呼び起こしてくれるのである。

ジャンボカツ丼にはパセリ主体のグリーンサラダをつけてくれるよう強く希望する。

ご飯が柔らか過ぎるのが残念だった。

ジャンボカツ丼 / ラーメン処 天神 (会津若松市)


■□■店舗情報■□■

店名 : ラーメン処 天神

住所 : 福島県会津若松市天神町26-51

電話 : 0242-27-0004

定休日 : 第3火曜日

営業 : 11:00~20:00

駐車場 : 15台以上可


※写真は「ジャンボカツ丼」 1,100円(税込み)

2007年5月14日月曜日

ソースかつ丼 / ドライブインあいづ (会津若松市)

「ドライブイン」と言う言葉は、1970年頃の「Oh!モーレツ」というコピーで記憶に残る小川ローザによる丸善石油(現コスモ石油)のCMや、故鈴木ヒロミツ氏がガス欠の車を押す青年を演じた、「のんびり行こうよ」のモービル石油のCMを思い出させてくれます。

あの頃は子供ながらにも「日本の未来は明るいかも…」と感じるほどに、社会全体が躍動していた。

Beatlesが解散して、雨後の竹の子のように様々なバンドが現れたのもこの頃である。 T.rexやSLADEなどは未だにポピュラー音楽に強い影響を与え続けている。 音楽のほかにも、強烈な個性の文化が怒涛のように押し寄せて過ぎて行ったのが1970年代である。


前回はネット上の情報を鵜呑みにして芦ノ牧ドライブインに行ったが、デミカツ丼を食べる事が出来ずに虚しく帰宅した。

今回は、隣接する「ドライブインあいづ」こそがデミカツ丼の店に違いないと目星を付けた次第である。

ところで、“デミグラス”と言うのは誤ったローマ字風読み方で、現地語に近い発音は“ドゥミグラス”だそうです。日本語表記では“ドミグラス”が一般的だと言う事なのでそれに倣います。


店の入り口には「名物ソースカツ丼」の看板が堂々と出ており、芦ノ牧に来た人々は当店のソースカツ丼を食べるのが当然の成り行きであると言わんばかりの勢いである。

ソースかつ丼 / ドライブインあいづ (会津若松市)

実食してみると、ドミグラスソースとは程遠い酸味が強烈なトマトソースである事に酷く落胆する。

一緒に出される辛子味噌がソースに全く合わない。 ミートソースやナポリタンに辛子味噌が合わないのと同じ理屈である。

カツの外見は十分インパクトのある大きさだが、肉の厚さはせいぜい15mm程度で、コロモがかなりの厚みを稼いでいる。

コロモが厚い分揚げ油のしつこさが残っていて、食べた後しばらくは気持ちが悪かった。

ご飯と上物の量的バランスは良いが、全体的に多目。

失礼だが、このカツ丼には改善の余地が随所に残されていると私は思う。

あ~、本当のドミグラスソースカツ丼が食べたい。

■□■店舗情報■□■

店名 : ドライブインあいづ

住所 : 福島県会津若松市大戸町小谷湯ノ平88

電話 : 0242-92-3750


※写真は「ソースかつ丼」 950円(税込み)

2007年5月12日土曜日

ソースカツ丼 / 卯之家 (会津若松市)

東山温泉足湯の道を挟んだ反対側の短い階段を登った奥まった所に在る。

車で行くには、東山パークホテル前の路地を行き、羽黒神社を過ぎた左手にある駐車場に停めて少し歩く事になる。

いずれにしても、客商売には有利な場所とは思えない。

そのためか仕出し配達等の外商に重きを置いているようで、開店時刻になっても暖簾を出さないなど、昼間の来客には余り期待をしていない様子が感じられる。


肉はサクッとした感触で、硬い部分は無く食べ易い。しかし、カツが小さ過ぎてご飯が余ってしまう。

巨大カツ丼に悪戦苦闘するのも辛いが、カツが小さすぎるのも困り物である。

ソースは甘さを抑えたサラリとしたタイプ。

味噌汁と漬物が実に美味く、料理店としての実力が窺がえた。

ソースカツ丼 / 卯之家 (会津若松市)


■□■店舗情報■□■

店名 : 卯之家

住所 : 福島県会津若松市東山町大字湯本字寺屋敷40

電話 : 0242-27-2067

定休日 : 不定休

営業 : 11:00~14:00/17:00~22:00


※写真は「ソースカツ丼」 780円(税込み)

2007年4月25日水曜日

唐揚弁当 / 五百渕亭 (郡山市)

唐揚弁当で有名なホカ弁屋さんです。

唐揚の量が膨大で、子供のゲンコ程の大きさの物がゴロゴロと入っており、重量400gを軽くクリアしております。

唐揚弁当 / 五百渕亭 (郡山市)

“五百渕亭”は、私が子供の頃からの生活エリア内に在るため、その弁当を口にする機会が何度も有った。

この唐揚弁当も何度も食べて親しんでいたので、総じて唐揚弁当と言う物は、フタが閉まらないほどおかずが入っているものと思い込んでいた。

唐揚弁当 / 五百渕亭 (郡山市)

社会に出てからは他のホカ弁屋さんの弁当を食べる事も多くなったが、唐揚弁当を食べると、おかずの少なさに逆に驚いたものです。

この店は従業員の接客マナーの悪さにも定評があり、けっこう無愛想なおばさん達により運営されています。 どうにか成らないものか…。


■□■店舗情報■□■

店名 : 五百渕亭 ㈱ダイシン

住所 : 福島県郡山市菜根屋敷22-5

電話 : 024-933-3480

年中無休


※写真は『唐揚弁当』 460円 (おかずのみ 300円)

2007年4月19日木曜日

鶴ヶ城で夜桜 / 会津若松市

鶴ヶ城の桜も満開の時期を過ぎてわずかに散り始めました。


桜や梅は、この散り始めがとても美しい。

見惚れておりますと、近くに遠くに選挙カーの騒音が聞こえてきました。

政策を述べるでもなく、ただ候補者名を連呼するだけの選挙カーに何の意味が在るんでしょう?

市民が寛いでいる場所付近は遠慮するくらいの気遣いは無いのでしょうか。

こんな無粋な野暮天連中には投票しない積りです。

鶴ヶ城で夜桜 / 会津若松市



■□■鶴ヶ城情報■□■
名称 : 鶴ヶ城 (若松城跡)
住所 : 福島県会津若松市追手町1-1
電話 : 0242-27-4005

2007年4月4日水曜日

ロースかつカレー / お食事処 むらい (会津若松市)

以前、この“むらい”でソースカツ丼を食べた時、隣りのテーブルの方がカツカレーを食べていたのが何とも美味そうだった。

世間の常識を外れた量のカツ丼に悪戦苦闘しながらも、『次回はカツカレーを喰ったろ…ふん!』と決意したのである。


“お食事処 むらい”は11時開店で、開店後間も無く満員に成ってしまうと言う話を聞いていたので、お昼には少し早い11:15に入店した。

私が最初の客になったが、すぐに次々と来客が有りフロアーはたちまち満員になった。


オーダーから15分ほどでロースかつカレーが到着。

ロースかつカレー / お食事処 むらい (会津若松市)

カツは30mm位の厚さがあり、細めの短冊に切ってある。 ソースカツ丼に比べると、カツが幾らか小さく感じる。

やや揚げ過ぎでコロモが少し焦げ臭いが、肉自体はスプーンでもサクリと切れる柔らかさ。

“むらい”のトンカツは、そんなに良質の肉を使っている様子ではないが、肉に合った調理によってその美味さが最大限に引き出されているように思う。

肉汁が染み出てくる断面を見ていると、豚に対して一種の征服欲の様な物が涌いてきます。

カレールーの中にも大き目の肉がゴロゴロと入っております。

ハウスジャワカレー中辛が好みの私には、残念ながらルーがあまり美味く思えなかった。

ご飯は少なめなので軽~く完食!!


今回、臨席では2人のサラリーマンが「ロースかつ定食」と「唐揚定食」を食べていた。

どちらもスンゲェ美味そうである。 次回はそのどちらかを食すつもりです。 こう言うのを「隣りの芝生は…」と言うんでしょう。


肉を柔らかくする為に執拗に叩いたり繊維をズタズタに切断する店があるが、そんな限りなくミンチに近い状態では肉本来の美味さは味わえない。

そんな姑息な手段に頼る事の無い躍動的で力強いトンカツが、“お食事処 むらい”のファンを生み続けているのだと実感した。


■□■店舗情報■□■

店名 : お食事処 むらい

住所 : 会津若松市門田町大字中野字屋敷107-1

電話 : 0242-26-1037

営業 : 11:00~14:00 / 17:30~20:00

定休日 : 木曜日

駐車場 : 15台位


※写真は「ロースかつカレー 」 1,050円(税込み)

2007年4月2日月曜日

ソースカツ丼 / よしのや食堂 (会津若松市)

会津東山温泉街の足湯のすぐ近くに在ります。

観光地や温泉街の食堂と言うと、一見さん相手のいい加減な商売をしている店を連想しがちですが、この「よしのや食堂」はその丁寧な仕事振りで地元民の間にクチコミで知れ渡った店です。

ソースカツ丼 / よしのや食堂 (会津若松市)

ここのカツ丼の器はドンブリではなく、大きく薄い塗り物に盛られていますので、軽くて大変食べ易いです。

ソースはウスターソースのようにサラリとしたもので、あっさりしています。

わかめスープと漬物が付く。

私的には満足の一杯でした。


駐車場は狭く、普通車ならば縦列駐車で2台がやっと。


■□■店舗情報■□■

店名 : よしのや食堂

住所 : 福島県会津若松市東山町大字湯本字居平113

電話 : 0242-27-2341

定休日 : 不定休

営業 : 11:00~15:00 / 17:00~22:00


※写真は「ソースカツ丼」850円(税込み)

2007年3月29日木曜日

煮込みソースカツ丼 / なかじま (会津若松市)

ソースカツ丼の本場である会津でも珍しいソース味の煮込み玉子とじカツ丼。

煮込みソースカツ丼 / なかじま (会津若松市)

食べるまでは『ソースで煮込んで玉子でとじるってかよ?』と、味が想像できないが故の不安は有りました。

食べてみてその相性の良さには驚きました。 玉子が固めの完熟に成っているところがミソなんでしょう。

半熟玉子だったらやっぱり醤油味のほうが合うと思います。

これはこれで一つの完成した形だとは思いますが、残念ながら今ひとつ印象に残るインパクトが足りない気がします。


■□■店舗情報■□■

店名 : なかじま

住所 : 福島県会津若松市上町2-39

電話 : 0242-24-5151

定休日 : 火曜日

営業 : 11:00~14:30

駐車場 : 10台以上可


※写真は「煮込みソースカツ丼」 900円(税込み)

2007年3月27日火曜日

かつ丼 / 芦ノ牧ドライブイン (会津若松市)

とある掲示板に「デミグラスといえば… 芦ノ牧ドライブインのソースカツ丼はソースがデミグラスなんだよな」との発言があったのを見た私は、『おっ、デミカツ丼かぁ、イイんじゃね!?』と早速出かけました。

会津若松市街から118号線をおよそ20km程南下しますと芦ノ牧温泉街が見えて来ます。

阿賀川に掛かる橋の手前右側に件の“芦ノ牧ドライブイン”はあります。

さっそく店に入りメニューを見ると“かつ丼”を発見したものの、「デミグラス」とも「ソース」とも書いてない。

まっイイか、と“かつ丼”をオーダーすると、4分強でカツ丼が運ばれて来ました。 

早やっ!! こう言うのをファーストフードと言うんですな。 カツは予め揚げてあるんでしょうか?

はやる心を抑えながらワクワクと丼の蓋を取ると、…デミじゃねえべした?

醤油味とダシで煮込み、玉子でとじた普通の「煮込みカツ丼」でした。

かつ丼 / 芦ノ牧ドライブイン (会津若松市)

でも、郡山で生まれ育った私には、母の手料理を久振りに味わうような懐かしさを感じました。

やっぱ、カツ丼は醤油味だよぉ。 

会津のソースカツ丼を食い尽くすと言う壮大な志は早くも崩れ始めました。

家に帰ったら野口英世博士に倣い、『志を得ざれば 再びこの地をふまず』と柱に刻まねばなりません。


肉が無闇に硬いのと、味噌汁のダシが効いていないのを除けば、まあまあのお味でした。

隣りに「ドライブインあいづ」ってのが在りますが、デミカツ丼はそっちのメニューなんじゃねぇの?


橋を渡った温泉街には「金精神社」と言う小さなお社が在り、側から温泉が流れ出して足湯用の腰掛が備えられてあります。 風変わりな神社です。

金精神社 / 芦ノ牧 (会津若松市)


■□■店舗情報■□■

店名 : 芦ノ牧ドライブイン

住所 : 福島県会津若松市大戸町小谷湯ノ平91 

電話 : 0242-92-2429 


※写真は『かつ丼』 750円(税込み)

2007年3月23日金曜日

ソースカツ丼 / 寿 治左エ門 (会津若松市) 

入店するとお店の人達は“相手が客なんだか借金取りなんだか判らなくて挨拶に困った”と言うような顔をして、元気の良い『いらっしぇ~い!』が無い。 なにやらドンヨリした雰囲気が漂っている。

ソースカツ丼 / 寿 治左エ門 (会津若松市)

丼ではなくお重に入ってくるが、かなりの上げ底でご飯は極少量だしカツもやや小さめ。

お重の縁にはトマトや缶詰の果物や燻玉が盛られ、見た目をかなり重視しているようである。

満足感はかなり薄いものの、味的にはまあまあだった。 肉は結構柔らかい。

味噌をブレンドしたソースを使用しているらしいが、味噌が前面に出る事はなく、予め知らなければ気付かずに食べ終えてしまう。

今どき消費税が外税なのがどうも嫌ですね。 税別価格は850円です。

“伝統会津ソースカツ丼の会”のパンフには、駐車スペースが10台以上とありますが、客が一人も居なかったのに1台分しか空いていなかった。 実際の収容能力がどの程度なのかは不明。


■□■店舗情報■□■

店名 : 寿 治左エ門【ことぶき じざえもん】

住所 : 福島県会津若松市追手町7-23

電話 : 0242-28-3985

定休日 : 不定休

営業 : 11:00~15:00/17:00~21:00


※写真は「ソースカツ丼」850円(税別価格)

2007年3月21日水曜日

会津彼岸獅子 / 会津若松市

以前は「三匹獅子舞」と言ったそうだが、農閑期の彼岸に行われるようになり「彼岸獅子」と呼ぶようになったと言う話を聞いたことが有ります。

会津若松市内では、鶴ヶ城・阿弥陀寺・市役所・滝沢本陣跡・飯盛山など数箇所で催されました。

私は滝沢本陣のを見に行きました。

会津彼岸獅子 / 会津若松市

しかし、ここでハプニングが起こりました。

 ・会津若松観光物産協会サイトの彼岸獅子情報が間違っていた。

 ・間違った情報が市政だよりと共に配布された。

会津若松観光物産協会サイトの情報では9:30公演となっていたが、実際には9:00に終わっていた。 集まった人々の苦情により再度ショートバージョンが演じられた。

保存会の方々は、会津若松観光物産協会や市が確認を取らずに勝手に間違った情報を載せたと主張した。

しかし、当事者である保存会の方々の尽くが会津若松観光物産協会や市の情報を眼にしなかったとは考え難い。

会津若松はこれと言った産業が無い土地柄で、観光による収入は決してバカに出来ないはずである。

保存会・市・公共交通機関が綿密に連絡を取り合い、祖先が命懸けで残してくれた観光資源を有効に使うべきでは無いでしょうか。


■□■行事情報■□■

会津彼岸獅子

日時 : 3月21日

場所 : 福島県会津若松市 市内各所

2007年3月19日月曜日

ロースかつどん(ソース) / お食事処 むらい (会津若松市)

身の回りで食べ物が話題に成るたび頻繁に噂を耳にする「むらいのカツ丼」ですが、只々大きいと言う話ばかりで、そのトンカツ像を詳細にイメージできる話は有りませんでした。

『大きいって、どの位大きいわけ?』と訊いても答えは人それぞれで、十文字屋の磐梯カツ丼の方が大きいとか、イヤイヤむらいの方が大きいとか、全く一致しません。

もう、こうなりゃ自分で食べるしかありませんが、「十文字屋」と「いとう食堂」の2軒で食べただけで『もう、カツ丼はしばらく食べたくないかも…』的な気分に成っていた私には、そんな大きなトンカツは荷が勝ち過ぎると言うものです。


“お食事処 むらい”は会津の郊外118号線沿いに在り、駐車スペースは店の前に5台と道を挟んだ向かい側におよそ10台分ほどがある。

トンカツと海老フライの店のようで、メニューは豊富です。


オーダーから15分程で“ロースかつどん”の到着。

十文字屋の磐梯カツ丼を完食し、少々の事には驚かない自信を持っていた積りですが、その姿を見た途端、私の自信は呆気無く霧散してしまった。

重厚長大なドイツ戦車の様な圧倒的存在感の前に、一種の恐怖さえ覚えたのであります。

誰も見ていなかったら、その場から逃げていたかも知れない。 

二段に積まれた褐色の巨大トンカツと、テラテラと光り輝くソースには、それ程の威圧感と威厳があります。

カツ丼本体だけでも手に負えないかも知れないのに、味噌汁や小さな冷奴やサラダや漬物までが付いています。 この量には嫌がらせに近い物を感じます。

ロースかつどん(ソース) / お食事処 むらい (会津若松市)

肉厚は30mm位でしょうか。実に柔らかでジューシーで美味い肉です。 しかも食べ易く短冊に切ってあります。 丼の半分以上はカツですな、これは。 

揚げ油がしつこく残っていないのが良い。

ソースはクセの無いトロトロソース。 カツにばかりでなく、キャベツやご飯とも相性が良い。 

和辛子が標準装備されていると申し分ございません。


これだけの量を食べきるには雑念が有っては無理です。 

無念・無想・無口・無表情の“4無”に加え半眼と言う、傍から見れば不気味な様相で苦闘の結果、無事完食できました。

一大事業を成し遂げたような充実感を胸に、そして異様な飽満感を腹に感じつつ帰路に付きました。


格闘技に近い食事をしたくない人間の為に、60%~70%位の量の「日本国民標準サイズ的カツ丼」をメニューに加えて頂ければ安心して食事を愉しめると思うんですが、如何なものでしょうか?


私に“むらい”のカツ丼の話をした人たちが、漠然と『大きかったぁ…』としか印象を言えなかったのが、解かるような気がしました。

何が何だか解からなくなりますって。


■□■店舗情報■□■

店名 : お食事処 むらい

住所 : 福島県会津若松市門田町大字中野字屋敷107-1

電話 : 0242-26-1037

営業 : 11:00~14:00 / 17:30~20:00

定休日 : 木曜日

駐車場 : 15台位


※写真は「ロースかつどん(ソース)」 1,050円(税込み)

2007年3月17日土曜日

足湯 湯足里 / 河沼郡柳津町

柳津町の「道の駅 会津柳津」に併設された「憩の館 ほっとinやないづ」にある足湯施設で、お土産屋さん横の階段を降りた所に在る。

小さな湯船が幾つも有り、それぞれを繋ぐ通路は小石が並べられており、足裏のマッサージ効果を狙ったものらしい。

足湯 湯足里 / 河沼郡柳津町

私が行った時には手前側の二つの湯船にしか湯が無かったが、全てに湯が入った中をぐるりと一周すれば結構爽快に成るのでは。


半分程の湯船には屋根が設けられているし、建物内にも足湯が一つ在るので、天候を心配する事無く楽しめます。

足湯 湯足里 / 河沼郡柳津町

こんな立派な足湯設備が無料で使えるのに、立ち寄りの湯などは最低でも500円は取られるのは、考えれば実に面妖な話ではないか?


■□■足湯情報■□■

湯名 : 憩の館 ほっとinやないづ  湯足里(ゆとり)

住所 : 福島県河沼郡柳津町大字柳津字下平乙151番地1

電話 : 0241-41-1077

営業 : 9:00~19:00 (冬期間変更あり)

入湯料 : 無料

2007年3月13日火曜日

かつ丼(ソース) / いとう食堂 (会津若松市)

先日、十文字屋の“磐梯カツ丼”を食してからソースカツ丼に開眼してしまい、「さ~て、次はどの店に行こうかね、ふん!(興奮の鼻息)」とネット検索を繰り返していて目に留まったのが「いとう食堂」です。


ネット上では有名な店のようなのでご存知の方も多いとは思いますが、ここのご亭主は元々は精肉店を生業としていて、料理好きが高じて食堂を始めたと言う事です。

私は【肉屋さんが作るカツ丼】を無性に食べたくなり、早速向かいました。


なにやら道路がゴチャゴチャとしており、旅行者などにはひどく判り難い場所にあります。


6席のカウンターのみの狭いながらも良く片付いた店内で、ご亭主とお内儀がお2人で賄っておられます。

ご亭主は出前の方に力を注いでおられるようで、主にお内儀が調理をしていらっしゃいました。


オーダーから待つ事35分。(待たせ過ぎっ!)

やっとソースかつ丼が姿を現しました。

かつ丼(ソース) / いとう食堂 (会津若松市)

特に大盛りを売りにしている店では無いようですが、結構のボリュームです。

かつ丼(ソース) / いとう食堂 (会津若松市)

肉厚は約20mmと言ったところ。 厚いが柔らかい!

脂身も程よい割合で付いており、肉を食べた充実感を増すのに一役買っている。

ソースは酸味・甘味のバランスが良く、深みと広がりが有る味。 しかも、しつこくない所がとても良い。

それがタップシとかかっている。

キャベツの千切りがやや多めなのが、単調に成りがちなソースカツ丼に良いアクセントを加えていると思う。

肉に近い所のコロモが黄色かったが何故なんでしょう?


いとう食堂では、ソースの他にも煮込みかつ丼も有るので、是非頂いてみたいと思う。


■□■ 店舗情報 ■□■

店名 : いとう食堂

住所 : 福島県会津若松市本町5-10

電話 : 0242-28-1839

定休日 : 木曜日

営業 : 11:30~14:00 / 16:30~19:00

駐車場 : 店の裏にあり。 無理して2台分。

※写真は「かつ丼(ソース)」 900円(税込み)

2007年3月7日水曜日

磐梯かつ丼 / 十文字屋 (会津若松市)

昨年の秋口から急に仕事が忙しくなり、ブログの更新が全く無い状態でしたが、ここに来てようやく落ち着き、次第に自由な時間が取れるように成ってきました。


先日、会津若松市河東町に在る「十文字屋」へ行って参りました。

磐梯河東IC~会津坂下町間を若松の市街地を通らずに行けるルート上にあります。

周りは田んぼばかりの長閑な場所です。


ソースカツ丼とは、早い話、トンカツ定食のおかずをドンブリご飯の上に乗っけた物と思って頂ければ結構です。


郡山で生まれ育った私には、やはり、カツ丼といえば玉子でとじた醤油味の物ですが、会津若松市に移住して5年近くに成りますので、そろそろ会津の味に親しんでみようかと思い立ち、「十文字屋」へ足を運ぶ事に成りました。


先ずはこの写真をご覧下さい。

磐梯かつ丼 / 十文字屋 (会津若松市)

厚さ15mm位のカツを半分に切り、それが4つ載っています。つまりトンカツ2枚分。

真横から見るとこうなっています。

磐梯かつ丼 / 十文字屋 (会津若松市)

注文から8分ほどでテーブルに運ばれて来ましたが、その姿を見て私の頭の中は真っ白になりました。

『えらい物をオーダーしてしまった…』


トンカツは半分に切っただけなので、口の周りがソースだらけになって結構食べにくいです。短冊に切って頂くと、サクサクと食べれて良い。

それとソースが器の周りにダラダラと垂れて手が汚れてしまう。

それに、衣が肉から剥がれやすいので、その点を改善して欲しい。

以上3点を改善して頂くと、申しぶん有りませんな。


■□■ 店舗情報 ■□■

店名 : 十文字屋

住所 : 福島県会津若松市河東町大字郡山字村東15-3

電話 : 0242-75-3129

定休日 : 火曜日

営業 : 11:00~19:00

※写真は「磐梯かつ丼」 1,000円(税込み)