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2021年8月6日金曜日

中華そば / あべ食堂 (喜多方市)

平日だと言うのに満席で15分ほど外で並んでから入店。
厨房を覗くと小さなお婆ちゃんたちがチョコチョコと動いてラーメンを次々と作っている。
注文後だいぶ待ってから中華そばが運ばれて来た。
小さな丼になみなみとスープが満たされている。
レンゲでスープを一口。『あれ?あべ食堂ってこんな味だっけ?』
以前食べたのは5年以上前だが、雑味の無い端正な味わいだったように記憶している。今日の中華そばは非常に雑な味がする。アク取りもいい加減で何やら泡が浮いている。

具はネギとメンマとチャーシュー。
チャーシューはバラ肉ともも肉と思われる脂身の無い肉の2種類。
どちらもとても薄くスライスされていて、まるでスライスしてから塩茹でしたかのよう。肉の旨味が抜けてパサパサだ。
これで700円は高いなぁ。

壁には今月いっぱいで閉業する旨の貼り紙が貼ってある。
また老舗が消える。
帰り道、人集りがしているので何だろうと思ったら、「うえんで」がオープンしていた。


あべ食堂

住所 : 福島県喜多方市緑町4506
電話 : 0241-22-2004
営業時間 : 7:00〜スープが無くなり次第閉店
定休日 : 水曜日
駐車場 : 店舗の裏に10台ほど

2007年7月2日月曜日

中華そば / あべ食堂 (喜多方市)

喜多方ラーメンの特徴を挙げれば「新しい冒険的な味に出会うことは無いが、安定した老舗の実力的な味わいがある」と言えないだろうか。

その代表的存在が“あべ食堂”である。

先代のご主人が亡くなられてからは伺った事が無く、今回はおよそ2年振りに「中華そば」を頂いてみました。

名前通りの素朴で飾り気の無い物で、チャーシューと刻みネギとメンマのシンプルなトッピング。

以前に比べ、各素材の持ち味が荒々しく出ているスープに成ったような印象。

中華そば / あべ食堂 (喜多方市)

喜多方には「朝ラー」と言う言葉が有りまして、朝食としてラーメンを食べる事なんですが、それほどにラーメンが生活に根付いている土地柄です。

こちらの“あべ食堂”はその朝ラーが出来る店で、開店は朝7時半です。

休日の朝などは地元の朝野球チームらしい集団が小上がりを占領し飲酒を続け、遠方から来たと思われる家族連れの客がラーメンを食べられずに待っている光景を何度も見る事が有った。

混んでいる飲食店での長っ尻は野暮で見っとも無い。

また、喫煙の有害性が叫ばれる昨今、子供からお年寄りまでが行く飲食店に灰皿を置くのは考え物である。

せめて朝・昼・夕の一般的な食事時間帯は全席禁煙にする位の姿勢が有っても良いと思う。


喜多方市にとってラーメンや観光関連の税収は決して小さな額では無いはず。

観光客に対してもっと思いやりを持たなくては、近い将来、閉店したラーメン屋が立ち並ぶ寂しい町に成って、大変な事に成りますよぉぉ。


□■□店舗情報□■□

店名 : あべ食堂

住所 : 福島県喜多方市緑町4506

電話 : 0241-22-2004

定休日 : 水曜日

営業 : 7:30~18:00

駐車場 : 10台位


※写真は「中華そば」550円(税込み)