2009年5月25日月曜日

ジャンボカツ丼 / ラーメン処 天神 (会津若松市)

地理に不案内な方には随分と判りにくい場所に在ります。


店名に「ラーメン処」と冠が付いているが、私はいまだに天神のラーメンは食べた事が無く、ご飯物ばかりを食べている。


ここ天神のジャンボカツ丼は、ジャンボと言ってもトンカツそのものは大きくはない。

厚さ10mm程度の普通サイズのカツが二枚載っているダブルタイプである。

「ジャンボ」は、とんかつ自体が巨大であってこそ初めて名乗れるものではないだろうか。

総量としても「ジャンボ」を名乗るほどでは無く、「大盛り」程度のネーミングが妥当だと思う。

ジャンボカツ丼 / ラーメン処 天神 (会津若松市)

ソースは特に特徴の無い記憶に残りにくい味だ。

玉子でとじる煮込みカツ丼は、食べる部分によって微妙な変化が楽しめるが、ソースカツ丼の場合、丼に盛られた飯・キャベツ・トンカツを食べ続けるだけなので、ソースの味が平坦だと途中で気持ちがダレて来るのである。

トンカツの天辺に乗せられたパセリがダレ始めた気持ちを僅かに戻してくれた。

天神のカツ丼には梅干が合うような気がする。


天神の各テーブルにはバナナやオレンジなどのフルーツが籠に盛られていて、無料サービスとなっている。

ジャンボカツ丼 / ラーメン処 天神 (会津若松市)

■□■ 店舗情報 ■□■

店名 : ラーメン処 天神

住所 : 福島県会津若松市天神町26-51

電話 : 0242-27-0004

定休日 : 年中無休

営業時間 : 11:00~20:30

駐車場 : 大駐車場有り

写真 : ジャンボカツ丼 1,100円

2009年5月18日月曜日

漆黒ラーメン / こうへい (喜多方市)

“こうへい”は、喜多方市立第一小学校のすぐ南、星医院の向かい側に在る。

残念なことには駐車場が無いので、近くの喜多方市厚生会館の駐車場をお借りした。

聞く所によると、この場所はフランチャイズ展開に余念の無い“来夢”が在った所で、こうへいのご主人は来夢で修行をなさったらしい。

しかし、メニュー構成も味も来夢とは全く違い、手作り感の強い味が印象的だ。

ここにはバンジーラーメンという豆板醤が効いたラーメンメニューが有る。

冬になるとそれが酷く恋しくなり、味噌バンジーをハフハフ言いながら食べるのが寒い時期の楽しみの一つである。


メニューを見る度に気になっていたのが“漆黒ラーメン”だ。

日本全国あちらこちらにたまり醤油や濃い口醤油をつかった黒いスープのラーメンが存在することは知っていたが、まだ食べた事が無かった。

今回はついにその漆黒ラーメンを食べることにした。


漆黒ラーメン / こうへい (喜多方市)


濃い口醤油を使用しているので、スープの見た目はかなり黒く、麺が褐色に染まるほどだ。

しかし、塩辛いとか醤油の匂いが鼻につくなどと言うことは全く無い。

一般のラーメンスープに比べ、旨味成分を多く含むためか、味が滑らかな感じがする。

魚系の香りと相まってとても美味く思える。


喜多方高校が近く、高校生の客が多いためなのだろうか、他店よりも麺の量が多いような気がする。

脂分が多くこってりとしているので、食べ盛りの年頃にも満足できるメニューだと思う。

見たところ家族経営のようだが、ご主人をはじめ皆さんが明るく気さくなのが印象的。

明るくハッキリした挨拶をされると気持ちが良い。


■□■ 店舗情報 ■□■

店名 : こうへい

住所 : 〒966-0804 福島県喜多方市字沼田6981

電話 : 0241-22-4328

定休日 : 木曜日

営業時間 : 11:00~20:00

駐車場 : 無し

写真 : 漆黒ラーメン 550円


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2009年5月1日金曜日

大内宿 / 下郷町

大内宿は福島県会津若松と栃木県日光を繋ぐ会津西街道の宿場町だった。

参勤交代に使われた上に、山々に遮られた環境のため独自の宿場町として発展した。


大内宿全体が保存の対象となっているので、乗用車の乗り入れは規制されている。

少し離れた所に有料の駐車場があり、そこから徒歩で宿場内に入る。

宿場の通りは、一度は道路が舗装されたらしいが、一帯が国指定史跡に指定されてからは舗装は撤去され、茅葺の屋根を残す家々が増えたと言う。


大内宿 / 下郷町


メインの通りの左右には豊かな水量の堀が流れ、飲料などを冷やしている。

通りに面した家のほとんどが何らかの商売をしており、蕎麦・団子・餅・民芸品などが売られている。

運良く屋根の吹き替え現場を見ることが出来た。