2010年7月26日月曜日

中華そば / 食事処 おふくろ (会津若松市)

近頃、「食事処 おふくろ」という名前を観光ガイドや広告などで頻繁に目にするようになった。

万世楼飯店から南へ500m程の斎藤ビルの1階に在るのだが、駐車場が非常に利用しにくい。第2駐車場もあるようだが、結構離れているようだ。


店内はまだ新しく、木の香りがしてきそうだ。

メニューを見ると、酒の肴が充実している。しかし、営業時間は11:00~21:00。腰を落ち着けて飲むには早すぎる閉店時刻だ。

中華そば / 食事処 おふくろ (会津若松市)

フロア係りの女性が「丼が熱いので気を付けて下さい」と言いながら運んで来た。

本当に熱くて、いつまでも冷めなかった。寒い時期ならば何よりのサービスに違いない。

スープはきりりとシャープで、やや塩辛い。麺はかなり柔らかめだ。

厚焼き玉子をスライスしたものが載っているのは珍しい。

薄くて小さめなチャーシューは、少し獣臭が残っていたのが残念。

店主はこのラーメンで何を伝えたいのか、どんなラーメンを目標に作っているのかが伝わって来難いラーメンだった。


営業時間といい、ラーメンといい、「食事処 おふくろ」をどんな店にしようとしているのかが解らず、なんだかモヤモヤとした気持ちで店を出た。


■□■ 店舗情報 ■□■

店名 : 食事処 おふくろ

住所 : 福島県会津若松市東千石2-1-18 斎藤ビル1F

電話 : 0242-88-0638

定休日 : 火曜日

営業時間 : 11:00~21:00

駐車場 : あり(台数未確認)

写真 : 中華そば 550円(税込み)

2010年7月19日月曜日

第6回喜多方レトロ横丁 / 喜多方市

喜多方レトロ横丁も回を重ねて今年で第6回となった。

残念なことに、回を追う毎に祭りらしい活気が薄れ、商店街や青年会のシガラミから来る渋々感の様なものを強く感じるようになってきた。


力を抜いたゆるい出し物が多いなか、一際興味を引いたのが薬の金看板展示である。

看板一つひとつに丁寧な説明書きが付けられていて、看板の重厚で丁寧な作りと相まって、ホホ~と感じ入らずには居られなかった。

会津若松市にも金看板資料館があるので、近々行ってみようと思う。

金看板 第6回喜多方レトロ横丁 / 喜多方市

金看板 第6回喜多方レトロ横丁 / 喜多方市

金看板 第6回喜多方レトロ横丁 / 喜多方市

他には農機具や日用品の展示会場も有ったが、展示物の説明が全く無く、品物がただ置かれているだけなので、見る側は消化不良のような変な気持ちで会場を後にすることになってしまう。

ビクターの犬 第6回喜多方レトロ横丁 / 喜多方市

ビクターの犬の置物などは、若い人達には何なのかさっぱり解らないはずである。

これには聞くも涙、語るも涙のいい話が有るのだ。

その顛末を知らなければ、ただの犬の置物でしかなくなってしまう。

せっかく展示するのだから、いつ頃の物なのか、どんな由来の物なのかの説明文を添えて頂きたい。


また、喜多方は何故にラーメンと蔵のまちに成り得たのか、その歴史を紹介する物があっても良いのではないか。むしろ無いのがおかしい。

オート三輪車 第6回喜多方レトロ横丁 / 喜多方市

オート三輪車 第6回喜多方レトロ横丁 / 喜多方市

全体的にやる気と丁寧さが欠けていると言う印象だ。

喜多方レトロ横丁はこのままでは、商店街の客寄せほどの機能さえ持ち得ない貧弱な催し物になり、いつの間にか消えて行きそうで心配だ。


■□■ 催し物情報 ■□■

催し物名 : 第6回喜多方レトロ横丁

住所 : 福島県喜多方市

電話 : 0241-24-3131 喜多方レトロ横丁実行委員会(会津喜多方商工会議所)

2010年7月12日月曜日

西山温泉山村公園 せいざん荘 / 河沼郡柳津町

福満虚空蔵尊・粟まんじゅう・斎藤清美術館などで知られる河沼郡柳津町。

柳津町役場から約12kmほど山間に入った所に“西山温泉山村公園 せいざん荘”がある。


10年ほど前、プレイステーション用ゲームソフトに『ぼくのなつやすみ』というのが有ったが、あのノンビリした虚空間と共通のものを感じてしまう。

まるで夏休みに田舎のおばあちゃんの家を訪ねたような気持ちになる。

周りを取り囲む鬱蒼とした緑。里山の細道をトボトボと歩く老猫。川遊びを思い出させる露天風呂。ロビーにある囲炉裏。田舎風の蕎麦。

どこを切り取ってみても懐かしさを覚える。

真夏に、音の壁のようなセミの鳴き声を聞くと、益々“田舎のおばあちゃんの家”度数はアップする。


“西山温泉山村公園 せいざん荘”は町中から離れているせいか、いつ行っても客がほとんど居ない。

山の緑を眺めて湯を独り占めできる。

西山温泉山村公園 せいざん荘 / 河沼郡柳津町

西山温泉山村公園 せいざん荘 / 河沼郡柳津町

湯質はナトリウム泉で、滑りを感じる。

滑りは内湯よりも外湯の方が強く、石鹸の泡を洗い流すのを忘れてしまったかと思わせるほどだ。

その外風呂は小さな岩山を飛沫をあげて湯が落ちてくる。太陽の光が湯の底をゆらゆらと照らしているのを見ていると、川遊びをしているような楽しい気分になる。

湯質のせいだろうが、湯から出た後もいつまでも冷めずにぽかぽかと暖かく、夏場の暑い時期はなかなか体温が下がらず切ない気持ちになる。エアコンががんがんと効いた部屋を用意して頂くと助かる。


脱衣所には枡目に切られた棚が有るだけなので、貴重品などの持込には十分注意が必要。

館内には食堂があり、蕎麦などが楽しめる。


■□■ 店舗情報 ■□■

店名 : 西山温泉山村公園 せいざん荘

住所 : 福島県河沼郡柳津町砂子原字長窪921

電話 : 0241-43-2727

定休日 : 月曜(祝日の場合は翌日)

営業時間 : 9:00-21:00

入湯料 : 300円

駐車場 : 50台

写真 : せいざん荘 内湯・露天風呂

2010年7月5日月曜日

富士の湯 / 会津若松市

会津若松駅前の日帰り温泉「富士の湯」へは、去年の暮れに行った以来なので、約半年振りという事になる。

露天風の風呂だった所が幾らか狭くなり、その奥に一人用の小さな浴槽が沢山ある部屋が作られていた。


富士の湯は、かなりのスペースが半透明の屋根に覆われていて、太陽光が差し込む明るい浴室になっている。

寒い時期などは日光が当たりポカポカと実に気持ちが良いのだが、今のような暑い時期はこれが裏目に出る。

まるで温室の中で湯に浸かっているようで、暑さのあまりボーとして来るのである。

私は耐え切れず10分ほどで出てしまった。

ロビーの自販機でノンアルコールビールを飲むのを心の支えにしていたのに売り切れ!

バテバテで帰宅したのであった。


秋風が吹く頃になったらまた行ってみようと思う。


■□■ 店舗情報 ■□■

店名 : 富士の湯 (ふじのゆ)

住所 : 会津若松市駅前町2-13

電話 : 0242-32-1126

定休日 : 年中無休

営業時間 : 10:00~24:00 (最終受付 23:00)

入湯料 : 390円(税込み)

駐車場 : 500台