2021年8月6日金曜日
中華そば / あべ食堂 (喜多方市)
2010年7月26日月曜日
中華そば / 食事処 おふくろ (会津若松市)
近頃、「食事処 おふくろ」という名前を観光ガイドや広告などで頻繁に目にするようになった。
万世楼飯店から南へ500m程の斎藤ビルの1階に在るのだが、駐車場が非常に利用しにくい。第2駐車場もあるようだが、結構離れているようだ。
店内はまだ新しく、木の香りがしてきそうだ。
メニューを見ると、酒の肴が充実している。しかし、営業時間は11:00~21:00。腰を落ち着けて飲むには早すぎる閉店時刻だ。
フロア係りの女性が「丼が熱いので気を付けて下さい」と言いながら運んで来た。
本当に熱くて、いつまでも冷めなかった。寒い時期ならば何よりのサービスに違いない。
スープはきりりとシャープで、やや塩辛い。麺はかなり柔らかめだ。
厚焼き玉子をスライスしたものが載っているのは珍しい。
薄くて小さめなチャーシューは、少し獣臭が残っていたのが残念。
店主はこのラーメンで何を伝えたいのか、どんなラーメンを目標に作っているのかが伝わって来難いラーメンだった。
営業時間といい、ラーメンといい、「食事処 おふくろ」をどんな店にしようとしているのかが解らず、なんだかモヤモヤとした気持ちで店を出た。
■□■ 店舗情報 ■□■
店名 : 食事処 おふくろ
住所 : 福島県会津若松市東千石2-1-18 斎藤ビル1F
電話 : 0242-88-0638
定休日 : 火曜日
営業時間 : 11:00~21:00
駐車場 : あり(台数未確認)
写真 : 中華そば 550円(税込み)
2009年11月2日月曜日
中華そば / 丸見食堂 (喜多方市)
喜多方駅から北へ延びる道路の拡張工事に伴い、店舗が幾分後ろへ下がった。それを期に新築して大きく開かれた窓の有る明るい店に生まれ変わった。
以前の古い店にはいつ頃の物なのか、随分と古いレジスターが有り、現役で活躍していた。
丸見食堂は昭和初期の創業だと言う。ひょっとするとそのレジスターは戦前の物だったかも知れない。
その頃の店内は窓が無く、壁にはメニューやらビールのポスターやらが貼られてノスタルジックな雰囲気が満ちていた。昼日中から酒を飲んでいても罪悪感のカケラも感じることの無い雰囲気が有った。
新しい店舗は大きな窓から自然光が入るし、厨房との間仕切りは無いので、随分広く感じられる。
気に成るのはその厨房で働く人たちである。 元気が無い。
「いらっしゃいませ」や「ありがとうございました」の声が小さく、何が原因かは知らないが意気消沈という感じだ。
せっかく美味いラーメンを作っているのに勿体無い。
厨房の間仕切りを取り払ったと言うことは、調理人も接客に参加すると言う事である。挨拶くらいちゃんとしましょう。
髪を整えて髭を剃れば尚宜しい!
さて、住所だが、ネットで調べてみると、町田8279-1・町田8273・町田8257-2・町田8257-5の4種類が見つかった。
ここでは喜多方老麺会のサイトに記載されている「町田8257-5」をそのまま載せておきます。
■□■ 店舗情報 ■□■
店名 : 丸見食堂 (まるみしょくどう)
住所 : 福島県喜多方市字町田8257-5
電話 : 0241-22-0506
定休日 : 火曜日
営業時間 : 10:00~19:00
駐車場 : 4台くらい
写真 : 中華そば 600円(税込み)
2009年7月6日月曜日
中華そば / ハトヤ食堂 日新町本店 (会津若松市)
大町四つ角から七日町駅方向へ向かう途中、左へ折れた所に在る。
店内はだいぶ油などで汚れていて、椅子やテーブルも油でベトベトしている。久し振りにこういったタイプの店に入った。
今ではこういう店はずいぶんと珍しくなってしまい、探してもなかなか見つからない。
子供の頃、休日に家族そろって買い物などに出かけた時など、昼食はその辺の食堂で済ませる事がしばしば有った。
当時は客も保健所も、衛生面に関してそれほどやかましく考えていなかったようで、テーブルも椅子も油分でベトベトしている店が結構在った。
そんなテーブルにはピーナツの販売機が据え付けられている事が多かった。
販売機と言っても、現在ファミレスやラーメン屋などで時々見かける100円コインを入れる星座別おみくじ販売機があるが、丁度そのような形と大きさだったように覚えている。
ピーナツの料金は5円とか10円位だったように思う。
今のように個々に包装されている訳ではなく、レバーを引くと油で汚れたテーブルの上にピーナツがバラバラと飛び出してくるのだ。
受け皿が用意されているでも無く、ボックスティシュなどが無かった時代なので、ただバラバラと撒かれたものを大人も子供も摘んで食べていた。
ハトヤ食堂本店は、そんな大らかな時代を思い出させる店である。
さて、肝心のラーメンだが、スープは煮干の香りがするものの魚系スープと言い切れる程の主張は無く、穏やかと言えば穏やかだが、ボンヤリと言えばボンヤリした味だ。
麺は手打ち風で、所々に茹できれていない粉っぽい所が有り、モソモソとした風変わりな食感だ。
ハトヤ食堂は会津若松市に3軒あるが、日新町に在るのが本店で、他には鶴ヶ城近くの城前店と七日町のハトヤ分店が有り、それぞれ親戚関係にあるという。
■□■ 店舗情報 ■□■
店名 : 日新町本店 ハトヤ食堂
住所 : 福島県会津若松市日新町14-14
電話 : 0242-27-2138
定休日 : 不定休
営業時間 : 11:30~20:00
駐車場 : 3台
写真 : 中華そば 500円(税込み)
2007年7月2日月曜日
中華そば / あべ食堂 (喜多方市)
喜多方ラーメンの特徴を挙げれば「新しい冒険的な味に出会うことは無いが、安定した老舗の実力的な味わいがある」と言えないだろうか。
その代表的存在が“あべ食堂”である。
先代のご主人が亡くなられてからは伺った事が無く、今回はおよそ2年振りに「中華そば」を頂いてみました。
名前通りの素朴で飾り気の無い物で、チャーシューと刻みネギとメンマのシンプルなトッピング。
以前に比べ、各素材の持ち味が荒々しく出ているスープに成ったような印象。
喜多方には「朝ラー」と言う言葉が有りまして、朝食としてラーメンを食べる事なんですが、それほどにラーメンが生活に根付いている土地柄です。
こちらの“あべ食堂”はその朝ラーが出来る店で、開店は朝7時半です。
休日の朝などは地元の朝野球チームらしい集団が小上がりを占領し飲酒を続け、遠方から来たと思われる家族連れの客がラーメンを食べられずに待っている光景を何度も見る事が有った。
混んでいる飲食店での長っ尻は野暮で見っとも無い。
また、喫煙の有害性が叫ばれる昨今、子供からお年寄りまでが行く飲食店に灰皿を置くのは考え物である。
せめて朝・昼・夕の一般的な食事時間帯は全席禁煙にする位の姿勢が有っても良いと思う。
喜多方市にとってラーメンや観光関連の税収は決して小さな額では無いはず。
観光客に対してもっと思いやりを持たなくては、近い将来、閉店したラーメン屋が立ち並ぶ寂しい町に成って、大変な事に成りますよぉぉ。
□■□店舗情報□■□
店名 : あべ食堂
住所 : 福島県喜多方市緑町4506
電話 : 0241-22-2004
定休日 : 水曜日
営業 : 7:30~18:00
駐車場 : 10台位
※写真は「中華そば」550円(税込み)