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2022年7月9日土曜日

ソースかつ丼 / とん八 2022

店名「とん八」は、初代社長の石田八郎氏の「八」に由来するとの事。
開閉店時刻には8分の半端を付け、電話番号と住所にも「8」を入れるほど「八」に執着しているのは見事。
創業は昭和45年(1970年)。1970年と言えばビートルズが事実上解散し、1つの音楽文化が終焉を迎えた年である。その後はグラムロックなど様々な形態のポピュラー音楽が雨後の筍のように発生した。

トンカツを食べたくなると、先ず最初に頭に浮かぶのがこの「とん八」だ。
とんかつ専門店だけあって肉の吟味は勿論、揚げ具合もとても宜しい。
よく、肉の質が良いのを脂身が甘いと評するが、私は脂身が甘いなどと感じたことは一度もない。ただ、脂が口に広がった瞬間、本能に由来する歓喜のような満足感は感じる。とん八のトンカツにはそれがある。

7月に入り蒸し暑い日が続き、冷や麦などばかりを食べていたせいか、突然ソースカツ丼を食べたくなった。
とん八の駐車場は店舗の表と裏に有る。
店に入ると「いらっしゃいませーぃ!」と大将の通る声。

ソースカツ丼に味噌汁と漬物と煮物が付く。
ソースはテーブルに備えられた定食用のソースとは異なる。ソースカツ丼の物は甘みが強く、食べ進むうちに少し飽きが来てしまった。
テーブル備え付けのソースでソースカツ丼を食べてみたいものだ。
だったらトンカツ定食を食えって?




■□■ 店舗情報 ■□■

店名 : とん八 【とんぱち】

住所 : 福島県会津若松市扇町80-2
電話 : 0242-22-1078
定休日 : 第1水曜日
営業時間(平日) : 11:08~23:08(平日のみ休憩15:08~17:08)
営業時間(土日祝) : 11:08~22:08
駐車場 : 8台くらい
ソースかつ丼 1,188円(税込み 2022年現在)

2010年9月28日火曜日

ソースかつ丼(ソース少なめ) / とん八 (会津若松市)

以前「とん八」でソースかつ丼を食べた時は、ソースがタップリと使われていて器の底にソースが溜まり、ズスズスと啜るように食べた。

食後の印象は只々塩辛いソース浸しのご飯を啜り食べたという事しか残らなかった。

そこで今回はソース少なめで注文。

ソースが足りなかったらテーブルに備えられているのを掛け足せば良いと思っていたが、丁度良い分量だった。


「とん八」は流石にとんかつ専門店だけあって、文句の付けようのない完璧なトンカツを食べられた。

肉は柔らかく脂身は甘く、衣はサクサクと軽やか、揚げ油はしっかりと切れている。

ソースかつ丼(ソース少なめ) / とん八 (会津若松市)

■□■ 店舗情報 ■□■

店名 : とん八

住所 : 福島県会津若松市扇町80-2

電話 : 0242-22-1078

定休日 : 第1水曜日

営業時間(平日) : 11:08~23:08(平日のみ休憩15:08~17:08)

営業時間(土日祝) : 11:08~22:08

駐車場 : 8台くらい

写真 : ソースかつ丼 924円(880円+外税)

2009年6月15日月曜日

ソースかつ丼 / とん八 (会津若松市)

会津若松市の飯盛山から來龍や大塚山の横を通り、118号線へ抜ける通りに在るとんかつ専門店が“とん八”だ。

この場所に店が出来てからはまだ数年だが、そもそもは昭和45年創業で老舗の部類に入る。

初代社長の石田八郎氏に因んで店名を“とん八”としたそうで、「8」へのこだわりはなかなかの物が有る。

例えば、多くのメニューの価格に80円の端数が付くし、電話とFAX番号の末尾にも8が付く。

極めつけは、開店時刻が11:08で閉店時刻が23:08。どんだけ“8”が好きなんだ!?


店内は琴のBGMが流れる和風な雰囲気で、4人掛けテーブル席と、奥には座敷もある。

食事以外にも宴会の会場としても十分に利用できるほどにメニューが豊富だ。

子供用・女性用のメニューも用意されている。


ソースかつ丼をお願いして待つこと15分ほど。

大衆食堂とは一味違った幾分凝った器に盛り付けられている。

味噌汁とひじきの煮物と漬物が付く。

ソースかつ丼 / とん八 (会津若松市)

丼がかなりおおきめなので中身が少なく見えるが、食べてみるとなかなかの量である。

10mmほどの厚みのロース肉で、「トンカツらしいトンカツ」と言える肉質だ。

ソースは柔らかく上品な味だが、少ししょっぱい。

このしょっぱめのソースがダバダバと惜し気も無く掛けてあるので、器の底はソース茶漬けのような有様に成ってしまっている。

提案だが、ソースかつ丼も定食などと同様に、別容器にソースを用意して頂き、個人の好みで掛けて食べるようには出来ない物だろうか。


735円の平日日替わりランチや弁当も有り、お薦めの店だ。


■□■ 店舗情報 ■□■

店名 : とん八

住所 : 福島県会津若松市扇町80-2

電話 : 0242-22-1078

定休日 : 第一水曜日

営業時間(平日) : 11:08~23:08(平日のみ休憩15:08~17:08)

営業時間(土日祝) : 11:08~22:08

駐車場 : 8台くらい

写真 : ソースかつ丼 924円(880円+外税)

2007年5月14日月曜日

ソースかつ丼 / ドライブインあいづ (会津若松市)

「ドライブイン」と言う言葉は、1970年頃の「Oh!モーレツ」というコピーで記憶に残る小川ローザによる丸善石油(現コスモ石油)のCMや、故鈴木ヒロミツ氏がガス欠の車を押す青年を演じた、「のんびり行こうよ」のモービル石油のCMを思い出させてくれます。

あの頃は子供ながらにも「日本の未来は明るいかも…」と感じるほどに、社会全体が躍動していた。

Beatlesが解散して、雨後の竹の子のように様々なバンドが現れたのもこの頃である。 T.rexやSLADEなどは未だにポピュラー音楽に強い影響を与え続けている。 音楽のほかにも、強烈な個性の文化が怒涛のように押し寄せて過ぎて行ったのが1970年代である。


前回はネット上の情報を鵜呑みにして芦ノ牧ドライブインに行ったが、デミカツ丼を食べる事が出来ずに虚しく帰宅した。

今回は、隣接する「ドライブインあいづ」こそがデミカツ丼の店に違いないと目星を付けた次第である。

ところで、“デミグラス”と言うのは誤ったローマ字風読み方で、現地語に近い発音は“ドゥミグラス”だそうです。日本語表記では“ドミグラス”が一般的だと言う事なのでそれに倣います。


店の入り口には「名物ソースカツ丼」の看板が堂々と出ており、芦ノ牧に来た人々は当店のソースカツ丼を食べるのが当然の成り行きであると言わんばかりの勢いである。

ソースかつ丼 / ドライブインあいづ (会津若松市)

実食してみると、ドミグラスソースとは程遠い酸味が強烈なトマトソースである事に酷く落胆する。

一緒に出される辛子味噌がソースに全く合わない。 ミートソースやナポリタンに辛子味噌が合わないのと同じ理屈である。

カツの外見は十分インパクトのある大きさだが、肉の厚さはせいぜい15mm程度で、コロモがかなりの厚みを稼いでいる。

コロモが厚い分揚げ油のしつこさが残っていて、食べた後しばらくは気持ちが悪かった。

ご飯と上物の量的バランスは良いが、全体的に多目。

失礼だが、このカツ丼には改善の余地が随所に残されていると私は思う。

あ~、本当のドミグラスソースカツ丼が食べたい。

■□■店舗情報■□■

店名 : ドライブインあいづ

住所 : 福島県会津若松市大戸町小谷湯ノ平88

電話 : 0242-92-3750


※写真は「ソースかつ丼」 950円(税込み)