以前、この“むらい”でソースカツ丼を食べた時、隣りのテーブルの方がカツカレーを食べていたのが何とも美味そうだった。
世間の常識を外れた量のカツ丼に悪戦苦闘しながらも、『次回はカツカレーを喰ったろ…ふん!』と決意したのである。
“お食事処 むらい”は11時開店で、開店後間も無く満員に成ってしまうと言う話を聞いていたので、お昼には少し早い11:15に入店した。
私が最初の客になったが、すぐに次々と来客が有りフロアーはたちまち満員になった。
オーダーから15分ほどでロースかつカレーが到着。
カツは30mm位の厚さがあり、細めの短冊に切ってある。 ソースカツ丼に比べると、カツが幾らか小さく感じる。
やや揚げ過ぎでコロモが少し焦げ臭いが、肉自体はスプーンでもサクリと切れる柔らかさ。
“むらい”のトンカツは、そんなに良質の肉を使っている様子ではないが、肉に合った調理によってその美味さが最大限に引き出されているように思う。
肉汁が染み出てくる断面を見ていると、豚に対して一種の征服欲の様な物が涌いてきます。
カレールーの中にも大き目の肉がゴロゴロと入っております。
ハウスジャワカレー中辛が好みの私には、残念ながらルーがあまり美味く思えなかった。
ご飯は少なめなので軽~く完食!!
今回、臨席では2人のサラリーマンが「ロースかつ定食」と「唐揚定食」を食べていた。
どちらもスンゲェ美味そうである。 次回はそのどちらかを食すつもりです。 こう言うのを「隣りの芝生は…」と言うんでしょう。
肉を柔らかくする為に執拗に叩いたり繊維をズタズタに切断する店があるが、そんな限りなくミンチに近い状態では肉本来の美味さは味わえない。
そんな姑息な手段に頼る事の無い躍動的で力強いトンカツが、“お食事処 むらい”のファンを生み続けているのだと実感した。
■□■店舗情報■□■
店名 : お食事処 むらい
住所 : 会津若松市門田町大字中野字屋敷107-1
電話 : 0242-26-1037
営業 : 11:00~14:00 / 17:30~20:00
定休日 : 木曜日
駐車場 : 15台位
※写真は「ロースかつカレー 」 1,050円(税込み)