2022年7月25日月曜日

台湾味噌ラーメンと牛肉飯 / 台湾料理 食の味 (耶麻郡猪苗代町)

 「食の味」は猪苗代町のリオンドール隣りに在る台湾料理店。「食の味」という店名は日本人には無い発想。ホール担当のお姐さんのふて腐れた勤務態度が良い味を出している。店内の「禁止吸煙」の張り紙が台湾情緒をさりげなく醸している。

メニュー / 食の味 (耶麻郡猪苗代町)

台湾味噌ラーメンと牛肉飯のセットメニューを注文。
さほど混んでいる訳でもないのに結構待たされる。25分ほどで先程のふて腐れたお姐さんがカッタルそうに運んできた。
見てビックリ。
牛肉飯は半炒飯のように小さな器に盛られているものと思っていたが一人前の量。或いはそれ以上。牛肉飯用のスプーンは飯の中にザックリと突っ込まれた状態で運ばれてきた。
ラーメンも牛肉飯も大雑把な味付けで旨味に欠けていて日本人向けの味付けではないように思う。ただ、盛りは素晴らしく良いので、質より量を重視する方々には宜しいかと。

台湾味噌ラーメンと牛肉飯 / 食の味 (耶麻郡猪苗代町)

台湾味噌ラーメン / 食の味 (耶麻郡猪苗代町)

牛肉飯 / 食の味 (耶麻郡猪苗代町)


台湾料理 食の味

福島県耶麻郡猪苗代町芦原43
電話 : 0242-63-2168
営業時間 : 11:00?23:00
定休日 : 年中無休
駐車場 : 20台以上可
セットメニュー 850円(税込み 2022年現在) 

2022年7月18日月曜日

らーめん / あいすや本町 (会津若松市)

アイス問屋の相良食品が営む食堂が「あいすや本町」である。
駐車場は店の前のスペースで、店のオッチャンが誘導してくれる。

店内は雑然としており、入って左手に食券機で予め食券を買うシステム。
食券機  / あいすや本町 (会津若松市)

食券機  / あいすや本町 (会津若松市)

店内風景  / あいすや本町 (会津若松市)

店内風景  / あいすや本町 (会津若松市)

スープは喜多方の坂内食堂を連想させる透明感のある色で、醤油と言うよりは塩味に近い。濃厚で豊かな味わいながら、かなり塩辛い。
具はチャーシューとメンマと玉子。
脂身の多いバラチャーシューだが、しつこさは全く無く、ホロホロと崩れるほど柔らかく味がよく染みていて美味い。
久々に美味いラーメンを食べた。
らーめん / あいすや本町 (会津若松市)

本業でラーメン屋を営業している店よりも、趣味や副業としてやっている店の方が美味い傾向が有るように思う。
以前、ほんの短期間だったが、会津若松市山見町に在った「俺家【おれんち】」も本業を別に持っている方が商っていたとても美味いラーメン屋だった。
食後に小さなソフトクリームが出る。塩味の濃いラーメンの後の甘くて冷たいアイスは絶品。
ソフトクリーム / あいすや本町 (会津若松市)

あいすや本町は表通りに駐車場完備のド~ンと大きな店を構えてもらいたいラーメン屋だ。今後の展開が楽しみ。


あいすや本町 (相良食品)

住所 : 福島県会津若松市本町5-28
電話 : 0242-27-5610
定休日 : 日・水・木
営業時間 : 11:00〜14:00
駐車場 : 9台位
らーめん(食後のアイス付き) 690円(税込み 2022年現在)


2022年7月15日金曜日

カツ丼 / 吉田食堂 (会津若松市)

吉田食堂の右隣りの建物は、昭和2年に建てられた旧若松庶民金庫で、平成18年に会津若松市歴史的景観建造物に指定されている。

店内は大衆食堂らしからぬ造りで、昔は喫茶店かスナックだったのではないだろうか。カウンターが2つ有り、店内に入ってすぐ右手の厨房との境に一つ。店の奥に、スナックを思わせる物が一つ。
地域の人気店のようで、開店から30分ほどでほぼ満席になってしまった。

ラーメンを食べようと思って来てみたが、メニューを見ているうちに煮込みカツ丼が食べたくなった。
注文から25分ほどでカツ丼が到着。
煮込みカツ丼にワカメスープと漬物が付いて税込み800円。


卵はほぼ完熟状態。タレは甘味と塩味が強くて結構濃い目の味付け。
カツの肉は薄く、揚げ油の臭いが鼻につく。
ま、お値段なりのお品と言うことだが、ワカメスープがとても美味かった。このスープから想像するに、ラーメン類はきっと美味いに違いない。


駐車場は店の向かい側に屋根付き車庫が2台分有るが、とても狭くて普通車はドアを開けられず出られないのではないだろうか。


吉田食堂

住所 : 会津若松市相生町7-3
電話 : 0242-22-0429
営業時間 : 11:00〜14:00
定休日 : 日曜日
駐車場 : 軽2台分 (極狭)

カツ丼 800円(税込み 2022年現在)

2022年7月9日土曜日

ソースかつ丼 / とん八 2022

店名「とん八」は、初代社長の石田八郎氏の「八」に由来するとの事。
開閉店時刻には8分の半端を付け、電話番号と住所にも「8」を入れるほど「八」に執着しているのは見事。
創業は昭和45年(1970年)。1970年と言えばビートルズが事実上解散し、1つの音楽文化が終焉を迎えた年である。その後はグラムロックなど様々な形態のポピュラー音楽が雨後の筍のように発生した。

トンカツを食べたくなると、先ず最初に頭に浮かぶのがこの「とん八」だ。
とんかつ専門店だけあって肉の吟味は勿論、揚げ具合もとても宜しい。
よく、肉の質が良いのを脂身が甘いと評するが、私は脂身が甘いなどと感じたことは一度もない。ただ、脂が口に広がった瞬間、本能に由来する歓喜のような満足感は感じる。とん八のトンカツにはそれがある。

7月に入り蒸し暑い日が続き、冷や麦などばかりを食べていたせいか、突然ソースカツ丼を食べたくなった。
とん八の駐車場は店舗の表と裏に有る。
店に入ると「いらっしゃいませーぃ!」と大将の通る声。

ソースカツ丼に味噌汁と漬物と煮物が付く。
ソースはテーブルに備えられた定食用のソースとは異なる。ソースカツ丼の物は甘みが強く、食べ進むうちに少し飽きが来てしまった。
テーブル備え付けのソースでソースカツ丼を食べてみたいものだ。
だったらトンカツ定食を食えって?




■□■ 店舗情報 ■□■

店名 : とん八 【とんぱち】

住所 : 福島県会津若松市扇町80-2
電話 : 0242-22-1078
定休日 : 第1水曜日
営業時間(平日) : 11:08~23:08(平日のみ休憩15:08~17:08)
営業時間(土日祝) : 11:08~22:08
駐車場 : 8台くらい
ソースかつ丼 1,188円(税込み 2022年現在)

2022年5月21日土曜日

釜揚げしらす弁当 / ほっともっと

ほっともっとのサイトを拝見すると目立つ所にドドーンと載っているのが「釜揚げしらす弁当」と「とりめし弁当」。
なんとなく体に良さそうだし、おかずのイカとホタテの天ぷらに惹かれて「釜揚げしらす弁当」を購入。
添付のダシ醤油をしらすに掛け回し早速頂いた。


釜揚げしらすは勿論、天ぷらも青菜の炒めものやキンピラも実に美味い。
トンカツや唐揚げも良いが、たまにはこのようなアッサリとした弁当も宜しい。




釜揚げしらす弁当 480円(税込み) / ほっともっと

2022年4月15日金曜日

馬入新田水芭蕉群生地 / 郡山市

群生地とは言うものの、水田の稲のように縦横に整然と並んで生えているところを見ると、自然に群生しているのではなく人の手によって植えられているようだ。
木道の両側には獣除けの電流線が走っていて、ペット連れや幼児の一人歩きには注意が必要。

馬入新田水芭蕉群生地

馬入新田水芭蕉群生地

馬入新田水芭蕉群生地


水芭蕉群生地に行く手前に枝ぶりの良い松の木が生えている。浮世絵に描かれているような幹の曲がり具合や葉の付き方が趣があってよろしい。

馬入新田水芭蕉群生地 / 郡山市

近くには「口留め番所跡【くちどめぱんしょあと】」の表示板があるが、説明が一切ない。
口留め番所とは江戸時代、諸藩が設けた旅人や荷物の出入りをチェックするための見張り所のことで、幕府が設けた関所のようなものらしい。


2022年4月1日金曜日

煮干らぁ麺 / うえんで喜多方店 (喜多方市)

喜多方ラーメン店の老舗の中の老舗『あべ食堂』の閉業とほぼ同時期に開店した『うえんで喜多方店』。

“煮干らぁ麺”を食べてみた。スープはかなり濃くて、ドロドロしていて少し苦味がある。

麺は太めのちぢれ麺でなかなか美味いが、濃すぎるスープの苦味が邪魔をして愉しめない。

粗く刻まれたネギが美味かった。ワンタンの皮が入っているがピロピロした食感が面白い。

喜多方ラーメンの定義は幅広く曖昧な所が有るが、この煮干らぁ麺は喜多方ラーメンとは呼べないように思う。「喜多方に新規オープンした創作ラーメンの店」と言ったところか。

駐車場は店舗前と、向かいの「いも庵」裏に有る。



福島県喜多方市字上川向4488-1
0241-23-8388
定休日 火曜
営業時間 9:00~14:30

※写真は煮干らぁ麺 950円

2021年9月12日日曜日

唐揚げ定食 / インター食堂安子ケ島店 (郡山市)

先月は郡山市熱海町にあるドライブイン香華で“からあげ定食”を頂き、そのボリュームに驚いた。
同じ並びに、間にミニストップを挟んで“インター食堂安子ケ島店”が在る。
交通量の多い49号線沿いとは言え、定食屋が2軒も並んでいて商売に差し支えは無いものなのだろうか。
インター食堂はどのようなメニューを提供しているのか気になってお邪魔して、ドライブイン香華と同じく唐揚げ定食をお願いしてみた。

“ドライブイン香華”以上のドカ盛りに驚きだ。
大きな唐揚げが5個とキャベツ千切りがドッサリ。そして大盛り過ぎるドンブリ飯。
唐揚げは胸肉だがパサパサ感は無い。胡椒が効いたスパイシーな唐揚げだが薄味だ。

しかしこのドカ盛り唐揚げ定食を完食できる人が居るのだろうか。
食べ切れなくても安心。有料だが持ち帰り用の容器が用意されている。



インター食堂安子ケ島店

住所 : 福島県郡山市熱海町安子島字出シ28
電話 : 024-984-2803
定休日 : 水曜日
営業時間 : 11:00〜21:00 (ラストオーダー 20:45)

※写真は鳥唐揚げ定食 850円

2021年9月6日月曜日

天せいろ / 徳一 (会津若松市) 2021

角がキパッと立ったキリッと締まった蕎麦。
ひとくち啜って思わず「美味いなぁ…」と声が漏れてしまった。
蕎麦つゆはダシが勝ち過ぎる事のないバランスの取れた物で、薬味はネギと大根おろしとワサビ。
天ぷらはピーマン、茄子、海老、南瓜、サツマイモ。
天ぷら用のツユはそば用のそれとは別の器となっている。
徳一は蕎麦・つゆ・天ぷらのどれを取っても美味い。何か一つだけが秀でていたり劣っていたりと言う事がなくバランスが取れている。
互いに持ちつ持たれつの関係に成っていて引き立て合って天せいろと言う一つの世界を形造っている。

徳一【とくいち】

住所 : 福島県会津若松市東千石1丁目5
電話 : 0242-28-5681
営業時間 : 11:30~15:00 / 17:00~20:30
定休日 : 月曜日
駐車場 : 店舗の前と裏に合計16台程度
※写真は天せいろ (1,300円)

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2021年9月1日水曜日

あんドーナツ(黒餡) / 上田屋 (会津若松市)

上田屋は会津若松市河東の小さな菓子店。
和菓子ばかりではなくケーキやパン類も豊富である。

夏の暑さも盛りが過ぎたようで、早朝は肌寒ささえ感じる時がある。季節が少し秋に向かいつつある気配を感じる。
夏の盛りは冷たい物ばかりを飲んでいたが、だんだんと温かい緑茶が恋しくなる時がある。
今日のお茶菓子は上田屋のあんドーナツ。
上田屋のあんドーナツは黒餡と白餡がある。どちらもそれぞれに美味いのだが、今日は黒餡を頂く。
一口にあんドーナツと言っても店それぞれに特徴が有るもので、洋菓子のドーナツに餡を仕込んだ物から、揚げ饅頭に近い和菓子寄りの物まである。
上田屋の物は後者で、ドーナツ生地の皮厚の饅頭を揚げた感じに仕上がっている。
餡の甘さと揚げ油のコクが合わさって何とも言えない満足感がある。糖と脂の至福の茶菓子。


上田屋

住所 : 福島県会津若松市河東町広田字広田101-1
電話 : 0242-75-2026
営業時間 : 8:00〜18:30
定休日 : 第2日曜日

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