2007年4月25日水曜日

唐揚弁当 / 五百渕亭 (郡山市)

唐揚弁当で有名なホカ弁屋さんです。

唐揚の量が膨大で、子供のゲンコ程の大きさの物がゴロゴロと入っており、重量400gを軽くクリアしております。

唐揚弁当 / 五百渕亭 (郡山市)

“五百渕亭”は、私が子供の頃からの生活エリア内に在るため、その弁当を口にする機会が何度も有った。

この唐揚弁当も何度も食べて親しんでいたので、総じて唐揚弁当と言う物は、フタが閉まらないほどおかずが入っているものと思い込んでいた。

唐揚弁当 / 五百渕亭 (郡山市)

社会に出てからは他のホカ弁屋さんの弁当を食べる事も多くなったが、唐揚弁当を食べると、おかずの少なさに逆に驚いたものです。

この店は従業員の接客マナーの悪さにも定評があり、けっこう無愛想なおばさん達により運営されています。 どうにか成らないものか…。


■□■店舗情報■□■

店名 : 五百渕亭 ㈱ダイシン

住所 : 福島県郡山市菜根屋敷22-5

電話 : 024-933-3480

年中無休


※写真は『唐揚弁当』 460円 (おかずのみ 300円)

2007年4月19日木曜日

鶴ヶ城で夜桜 / 会津若松市

鶴ヶ城の桜も満開の時期を過ぎてわずかに散り始めました。


桜や梅は、この散り始めがとても美しい。

見惚れておりますと、近くに遠くに選挙カーの騒音が聞こえてきました。

政策を述べるでもなく、ただ候補者名を連呼するだけの選挙カーに何の意味が在るんでしょう?

市民が寛いでいる場所付近は遠慮するくらいの気遣いは無いのでしょうか。

こんな無粋な野暮天連中には投票しない積りです。

鶴ヶ城で夜桜 / 会津若松市



■□■鶴ヶ城情報■□■
名称 : 鶴ヶ城 (若松城跡)
住所 : 福島県会津若松市追手町1-1
電話 : 0242-27-4005

2007年4月4日水曜日

ロースかつカレー / お食事処 むらい (会津若松市)

以前、この“むらい”でソースカツ丼を食べた時、隣りのテーブルの方がカツカレーを食べていたのが何とも美味そうだった。

世間の常識を外れた量のカツ丼に悪戦苦闘しながらも、『次回はカツカレーを喰ったろ…ふん!』と決意したのである。


“お食事処 むらい”は11時開店で、開店後間も無く満員に成ってしまうと言う話を聞いていたので、お昼には少し早い11:15に入店した。

私が最初の客になったが、すぐに次々と来客が有りフロアーはたちまち満員になった。


オーダーから15分ほどでロースかつカレーが到着。

ロースかつカレー / お食事処 むらい (会津若松市)

カツは30mm位の厚さがあり、細めの短冊に切ってある。 ソースカツ丼に比べると、カツが幾らか小さく感じる。

やや揚げ過ぎでコロモが少し焦げ臭いが、肉自体はスプーンでもサクリと切れる柔らかさ。

“むらい”のトンカツは、そんなに良質の肉を使っている様子ではないが、肉に合った調理によってその美味さが最大限に引き出されているように思う。

肉汁が染み出てくる断面を見ていると、豚に対して一種の征服欲の様な物が涌いてきます。

カレールーの中にも大き目の肉がゴロゴロと入っております。

ハウスジャワカレー中辛が好みの私には、残念ながらルーがあまり美味く思えなかった。

ご飯は少なめなので軽~く完食!!


今回、臨席では2人のサラリーマンが「ロースかつ定食」と「唐揚定食」を食べていた。

どちらもスンゲェ美味そうである。 次回はそのどちらかを食すつもりです。 こう言うのを「隣りの芝生は…」と言うんでしょう。


肉を柔らかくする為に執拗に叩いたり繊維をズタズタに切断する店があるが、そんな限りなくミンチに近い状態では肉本来の美味さは味わえない。

そんな姑息な手段に頼る事の無い躍動的で力強いトンカツが、“お食事処 むらい”のファンを生み続けているのだと実感した。


■□■店舗情報■□■

店名 : お食事処 むらい

住所 : 会津若松市門田町大字中野字屋敷107-1

電話 : 0242-26-1037

営業 : 11:00~14:00 / 17:30~20:00

定休日 : 木曜日

駐車場 : 15台位


※写真は「ロースかつカレー 」 1,050円(税込み)

2007年4月2日月曜日

ソースカツ丼 / よしのや食堂 (会津若松市)

会津東山温泉街の足湯のすぐ近くに在ります。

観光地や温泉街の食堂と言うと、一見さん相手のいい加減な商売をしている店を連想しがちですが、この「よしのや食堂」はその丁寧な仕事振りで地元民の間にクチコミで知れ渡った店です。

ソースカツ丼 / よしのや食堂 (会津若松市)

ここのカツ丼の器はドンブリではなく、大きく薄い塗り物に盛られていますので、軽くて大変食べ易いです。

ソースはウスターソースのようにサラリとしたもので、あっさりしています。

わかめスープと漬物が付く。

私的には満足の一杯でした。


駐車場は狭く、普通車ならば縦列駐車で2台がやっと。


■□■店舗情報■□■

店名 : よしのや食堂

住所 : 福島県会津若松市東山町大字湯本字居平113

電話 : 0242-27-2341

定休日 : 不定休

営業 : 11:00~15:00 / 17:00~22:00


※写真は「ソースカツ丼」850円(税込み)

2007年3月29日木曜日

煮込みソースカツ丼 / なかじま (会津若松市)

ソースカツ丼の本場である会津でも珍しいソース味の煮込み玉子とじカツ丼。

煮込みソースカツ丼 / なかじま (会津若松市)

食べるまでは『ソースで煮込んで玉子でとじるってかよ?』と、味が想像できないが故の不安は有りました。

食べてみてその相性の良さには驚きました。 玉子が固めの完熟に成っているところがミソなんでしょう。

半熟玉子だったらやっぱり醤油味のほうが合うと思います。

これはこれで一つの完成した形だとは思いますが、残念ながら今ひとつ印象に残るインパクトが足りない気がします。


■□■店舗情報■□■

店名 : なかじま

住所 : 福島県会津若松市上町2-39

電話 : 0242-24-5151

定休日 : 火曜日

営業 : 11:00~14:30

駐車場 : 10台以上可


※写真は「煮込みソースカツ丼」 900円(税込み)

2007年3月27日火曜日

かつ丼 / 芦ノ牧ドライブイン (会津若松市)

とある掲示板に「デミグラスといえば… 芦ノ牧ドライブインのソースカツ丼はソースがデミグラスなんだよな」との発言があったのを見た私は、『おっ、デミカツ丼かぁ、イイんじゃね!?』と早速出かけました。

会津若松市街から118号線をおよそ20km程南下しますと芦ノ牧温泉街が見えて来ます。

阿賀川に掛かる橋の手前右側に件の“芦ノ牧ドライブイン”はあります。

さっそく店に入りメニューを見ると“かつ丼”を発見したものの、「デミグラス」とも「ソース」とも書いてない。

まっイイか、と“かつ丼”をオーダーすると、4分強でカツ丼が運ばれて来ました。 

早やっ!! こう言うのをファーストフードと言うんですな。 カツは予め揚げてあるんでしょうか?

はやる心を抑えながらワクワクと丼の蓋を取ると、…デミじゃねえべした?

醤油味とダシで煮込み、玉子でとじた普通の「煮込みカツ丼」でした。

かつ丼 / 芦ノ牧ドライブイン (会津若松市)

でも、郡山で生まれ育った私には、母の手料理を久振りに味わうような懐かしさを感じました。

やっぱ、カツ丼は醤油味だよぉ。 

会津のソースカツ丼を食い尽くすと言う壮大な志は早くも崩れ始めました。

家に帰ったら野口英世博士に倣い、『志を得ざれば 再びこの地をふまず』と柱に刻まねばなりません。


肉が無闇に硬いのと、味噌汁のダシが効いていないのを除けば、まあまあのお味でした。

隣りに「ドライブインあいづ」ってのが在りますが、デミカツ丼はそっちのメニューなんじゃねぇの?


橋を渡った温泉街には「金精神社」と言う小さなお社が在り、側から温泉が流れ出して足湯用の腰掛が備えられてあります。 風変わりな神社です。

金精神社 / 芦ノ牧 (会津若松市)


■□■店舗情報■□■

店名 : 芦ノ牧ドライブイン

住所 : 福島県会津若松市大戸町小谷湯ノ平91 

電話 : 0242-92-2429 


※写真は『かつ丼』 750円(税込み)

2007年3月23日金曜日

ソースカツ丼 / 寿 治左エ門 (会津若松市) 

入店するとお店の人達は“相手が客なんだか借金取りなんだか判らなくて挨拶に困った”と言うような顔をして、元気の良い『いらっしぇ~い!』が無い。 なにやらドンヨリした雰囲気が漂っている。

ソースカツ丼 / 寿 治左エ門 (会津若松市)

丼ではなくお重に入ってくるが、かなりの上げ底でご飯は極少量だしカツもやや小さめ。

お重の縁にはトマトや缶詰の果物や燻玉が盛られ、見た目をかなり重視しているようである。

満足感はかなり薄いものの、味的にはまあまあだった。 肉は結構柔らかい。

味噌をブレンドしたソースを使用しているらしいが、味噌が前面に出る事はなく、予め知らなければ気付かずに食べ終えてしまう。

今どき消費税が外税なのがどうも嫌ですね。 税別価格は850円です。

“伝統会津ソースカツ丼の会”のパンフには、駐車スペースが10台以上とありますが、客が一人も居なかったのに1台分しか空いていなかった。 実際の収容能力がどの程度なのかは不明。


■□■店舗情報■□■

店名 : 寿 治左エ門【ことぶき じざえもん】

住所 : 福島県会津若松市追手町7-23

電話 : 0242-28-3985

定休日 : 不定休

営業 : 11:00~15:00/17:00~21:00


※写真は「ソースカツ丼」850円(税別価格)

2007年3月21日水曜日

会津彼岸獅子 / 会津若松市

以前は「三匹獅子舞」と言ったそうだが、農閑期の彼岸に行われるようになり「彼岸獅子」と呼ぶようになったと言う話を聞いたことが有ります。

会津若松市内では、鶴ヶ城・阿弥陀寺・市役所・滝沢本陣跡・飯盛山など数箇所で催されました。

私は滝沢本陣のを見に行きました。

会津彼岸獅子 / 会津若松市

しかし、ここでハプニングが起こりました。

 ・会津若松観光物産協会サイトの彼岸獅子情報が間違っていた。

 ・間違った情報が市政だよりと共に配布された。

会津若松観光物産協会サイトの情報では9:30公演となっていたが、実際には9:00に終わっていた。 集まった人々の苦情により再度ショートバージョンが演じられた。

保存会の方々は、会津若松観光物産協会や市が確認を取らずに勝手に間違った情報を載せたと主張した。

しかし、当事者である保存会の方々の尽くが会津若松観光物産協会や市の情報を眼にしなかったとは考え難い。

会津若松はこれと言った産業が無い土地柄で、観光による収入は決してバカに出来ないはずである。

保存会・市・公共交通機関が綿密に連絡を取り合い、祖先が命懸けで残してくれた観光資源を有効に使うべきでは無いでしょうか。


■□■行事情報■□■

会津彼岸獅子

日時 : 3月21日

場所 : 福島県会津若松市 市内各所

2007年3月19日月曜日

ロースかつどん(ソース) / お食事処 むらい (会津若松市)

身の回りで食べ物が話題に成るたび頻繁に噂を耳にする「むらいのカツ丼」ですが、只々大きいと言う話ばかりで、そのトンカツ像を詳細にイメージできる話は有りませんでした。

『大きいって、どの位大きいわけ?』と訊いても答えは人それぞれで、十文字屋の磐梯カツ丼の方が大きいとか、イヤイヤむらいの方が大きいとか、全く一致しません。

もう、こうなりゃ自分で食べるしかありませんが、「十文字屋」と「いとう食堂」の2軒で食べただけで『もう、カツ丼はしばらく食べたくないかも…』的な気分に成っていた私には、そんな大きなトンカツは荷が勝ち過ぎると言うものです。


“お食事処 むらい”は会津の郊外118号線沿いに在り、駐車スペースは店の前に5台と道を挟んだ向かい側におよそ10台分ほどがある。

トンカツと海老フライの店のようで、メニューは豊富です。


オーダーから15分程で“ロースかつどん”の到着。

十文字屋の磐梯カツ丼を完食し、少々の事には驚かない自信を持っていた積りですが、その姿を見た途端、私の自信は呆気無く霧散してしまった。

重厚長大なドイツ戦車の様な圧倒的存在感の前に、一種の恐怖さえ覚えたのであります。

誰も見ていなかったら、その場から逃げていたかも知れない。 

二段に積まれた褐色の巨大トンカツと、テラテラと光り輝くソースには、それ程の威圧感と威厳があります。

カツ丼本体だけでも手に負えないかも知れないのに、味噌汁や小さな冷奴やサラダや漬物までが付いています。 この量には嫌がらせに近い物を感じます。

ロースかつどん(ソース) / お食事処 むらい (会津若松市)

肉厚は30mm位でしょうか。実に柔らかでジューシーで美味い肉です。 しかも食べ易く短冊に切ってあります。 丼の半分以上はカツですな、これは。 

揚げ油がしつこく残っていないのが良い。

ソースはクセの無いトロトロソース。 カツにばかりでなく、キャベツやご飯とも相性が良い。 

和辛子が標準装備されていると申し分ございません。


これだけの量を食べきるには雑念が有っては無理です。 

無念・無想・無口・無表情の“4無”に加え半眼と言う、傍から見れば不気味な様相で苦闘の結果、無事完食できました。

一大事業を成し遂げたような充実感を胸に、そして異様な飽満感を腹に感じつつ帰路に付きました。


格闘技に近い食事をしたくない人間の為に、60%~70%位の量の「日本国民標準サイズ的カツ丼」をメニューに加えて頂ければ安心して食事を愉しめると思うんですが、如何なものでしょうか?


私に“むらい”のカツ丼の話をした人たちが、漠然と『大きかったぁ…』としか印象を言えなかったのが、解かるような気がしました。

何が何だか解からなくなりますって。


■□■店舗情報■□■

店名 : お食事処 むらい

住所 : 福島県会津若松市門田町大字中野字屋敷107-1

電話 : 0242-26-1037

営業 : 11:00~14:00 / 17:30~20:00

定休日 : 木曜日

駐車場 : 15台位


※写真は「ロースかつどん(ソース)」 1,050円(税込み)

2007年3月17日土曜日

足湯 湯足里 / 河沼郡柳津町

柳津町の「道の駅 会津柳津」に併設された「憩の館 ほっとinやないづ」にある足湯施設で、お土産屋さん横の階段を降りた所に在る。

小さな湯船が幾つも有り、それぞれを繋ぐ通路は小石が並べられており、足裏のマッサージ効果を狙ったものらしい。

足湯 湯足里 / 河沼郡柳津町

私が行った時には手前側の二つの湯船にしか湯が無かったが、全てに湯が入った中をぐるりと一周すれば結構爽快に成るのでは。


半分程の湯船には屋根が設けられているし、建物内にも足湯が一つ在るので、天候を心配する事無く楽しめます。

足湯 湯足里 / 河沼郡柳津町

こんな立派な足湯設備が無料で使えるのに、立ち寄りの湯などは最低でも500円は取られるのは、考えれば実に面妖な話ではないか?


■□■足湯情報■□■

湯名 : 憩の館 ほっとinやないづ  湯足里(ゆとり)

住所 : 福島県河沼郡柳津町大字柳津字下平乙151番地1

電話 : 0241-41-1077

営業 : 9:00~19:00 (冬期間変更あり)

入湯料 : 無料