2007年3月21日水曜日

会津彼岸獅子 / 会津若松市

以前は「三匹獅子舞」と言ったそうだが、農閑期の彼岸に行われるようになり「彼岸獅子」と呼ぶようになったと言う話を聞いたことが有ります。

会津若松市内では、鶴ヶ城・阿弥陀寺・市役所・滝沢本陣跡・飯盛山など数箇所で催されました。

私は滝沢本陣のを見に行きました。

会津彼岸獅子 / 会津若松市

しかし、ここでハプニングが起こりました。

 ・会津若松観光物産協会サイトの彼岸獅子情報が間違っていた。

 ・間違った情報が市政だよりと共に配布された。

会津若松観光物産協会サイトの情報では9:30公演となっていたが、実際には9:00に終わっていた。 集まった人々の苦情により再度ショートバージョンが演じられた。

保存会の方々は、会津若松観光物産協会や市が確認を取らずに勝手に間違った情報を載せたと主張した。

しかし、当事者である保存会の方々の尽くが会津若松観光物産協会や市の情報を眼にしなかったとは考え難い。

会津若松はこれと言った産業が無い土地柄で、観光による収入は決してバカに出来ないはずである。

保存会・市・公共交通機関が綿密に連絡を取り合い、祖先が命懸けで残してくれた観光資源を有効に使うべきでは無いでしょうか。


■□■行事情報■□■

会津彼岸獅子

日時 : 3月21日

場所 : 福島県会津若松市 市内各所

2007年3月19日月曜日

ロースかつどん(ソース) / お食事処 むらい (会津若松市)

身の回りで食べ物が話題に成るたび頻繁に噂を耳にする「むらいのカツ丼」ですが、只々大きいと言う話ばかりで、そのトンカツ像を詳細にイメージできる話は有りませんでした。

『大きいって、どの位大きいわけ?』と訊いても答えは人それぞれで、十文字屋の磐梯カツ丼の方が大きいとか、イヤイヤむらいの方が大きいとか、全く一致しません。

もう、こうなりゃ自分で食べるしかありませんが、「十文字屋」と「いとう食堂」の2軒で食べただけで『もう、カツ丼はしばらく食べたくないかも…』的な気分に成っていた私には、そんな大きなトンカツは荷が勝ち過ぎると言うものです。


“お食事処 むらい”は会津の郊外118号線沿いに在り、駐車スペースは店の前に5台と道を挟んだ向かい側におよそ10台分ほどがある。

トンカツと海老フライの店のようで、メニューは豊富です。


オーダーから15分程で“ロースかつどん”の到着。

十文字屋の磐梯カツ丼を完食し、少々の事には驚かない自信を持っていた積りですが、その姿を見た途端、私の自信は呆気無く霧散してしまった。

重厚長大なドイツ戦車の様な圧倒的存在感の前に、一種の恐怖さえ覚えたのであります。

誰も見ていなかったら、その場から逃げていたかも知れない。 

二段に積まれた褐色の巨大トンカツと、テラテラと光り輝くソースには、それ程の威圧感と威厳があります。

カツ丼本体だけでも手に負えないかも知れないのに、味噌汁や小さな冷奴やサラダや漬物までが付いています。 この量には嫌がらせに近い物を感じます。

ロースかつどん(ソース) / お食事処 むらい (会津若松市)

肉厚は30mm位でしょうか。実に柔らかでジューシーで美味い肉です。 しかも食べ易く短冊に切ってあります。 丼の半分以上はカツですな、これは。 

揚げ油がしつこく残っていないのが良い。

ソースはクセの無いトロトロソース。 カツにばかりでなく、キャベツやご飯とも相性が良い。 

和辛子が標準装備されていると申し分ございません。


これだけの量を食べきるには雑念が有っては無理です。 

無念・無想・無口・無表情の“4無”に加え半眼と言う、傍から見れば不気味な様相で苦闘の結果、無事完食できました。

一大事業を成し遂げたような充実感を胸に、そして異様な飽満感を腹に感じつつ帰路に付きました。


格闘技に近い食事をしたくない人間の為に、60%~70%位の量の「日本国民標準サイズ的カツ丼」をメニューに加えて頂ければ安心して食事を愉しめると思うんですが、如何なものでしょうか?


私に“むらい”のカツ丼の話をした人たちが、漠然と『大きかったぁ…』としか印象を言えなかったのが、解かるような気がしました。

何が何だか解からなくなりますって。


■□■店舗情報■□■

店名 : お食事処 むらい

住所 : 福島県会津若松市門田町大字中野字屋敷107-1

電話 : 0242-26-1037

営業 : 11:00~14:00 / 17:30~20:00

定休日 : 木曜日

駐車場 : 15台位


※写真は「ロースかつどん(ソース)」 1,050円(税込み)

2007年3月17日土曜日

足湯 湯足里 / 河沼郡柳津町

柳津町の「道の駅 会津柳津」に併設された「憩の館 ほっとinやないづ」にある足湯施設で、お土産屋さん横の階段を降りた所に在る。

小さな湯船が幾つも有り、それぞれを繋ぐ通路は小石が並べられており、足裏のマッサージ効果を狙ったものらしい。

足湯 湯足里 / 河沼郡柳津町

私が行った時には手前側の二つの湯船にしか湯が無かったが、全てに湯が入った中をぐるりと一周すれば結構爽快に成るのでは。


半分程の湯船には屋根が設けられているし、建物内にも足湯が一つ在るので、天候を心配する事無く楽しめます。

足湯 湯足里 / 河沼郡柳津町

こんな立派な足湯設備が無料で使えるのに、立ち寄りの湯などは最低でも500円は取られるのは、考えれば実に面妖な話ではないか?


■□■足湯情報■□■

湯名 : 憩の館 ほっとinやないづ  湯足里(ゆとり)

住所 : 福島県河沼郡柳津町大字柳津字下平乙151番地1

電話 : 0241-41-1077

営業 : 9:00~19:00 (冬期間変更あり)

入湯料 : 無料

2007年3月13日火曜日

かつ丼(ソース) / いとう食堂 (会津若松市)

先日、十文字屋の“磐梯カツ丼”を食してからソースカツ丼に開眼してしまい、「さ~て、次はどの店に行こうかね、ふん!(興奮の鼻息)」とネット検索を繰り返していて目に留まったのが「いとう食堂」です。


ネット上では有名な店のようなのでご存知の方も多いとは思いますが、ここのご亭主は元々は精肉店を生業としていて、料理好きが高じて食堂を始めたと言う事です。

私は【肉屋さんが作るカツ丼】を無性に食べたくなり、早速向かいました。


なにやら道路がゴチャゴチャとしており、旅行者などにはひどく判り難い場所にあります。


6席のカウンターのみの狭いながらも良く片付いた店内で、ご亭主とお内儀がお2人で賄っておられます。

ご亭主は出前の方に力を注いでおられるようで、主にお内儀が調理をしていらっしゃいました。


オーダーから待つ事35分。(待たせ過ぎっ!)

やっとソースかつ丼が姿を現しました。

かつ丼(ソース) / いとう食堂 (会津若松市)

特に大盛りを売りにしている店では無いようですが、結構のボリュームです。

かつ丼(ソース) / いとう食堂 (会津若松市)

肉厚は約20mmと言ったところ。 厚いが柔らかい!

脂身も程よい割合で付いており、肉を食べた充実感を増すのに一役買っている。

ソースは酸味・甘味のバランスが良く、深みと広がりが有る味。 しかも、しつこくない所がとても良い。

それがタップシとかかっている。

キャベツの千切りがやや多めなのが、単調に成りがちなソースカツ丼に良いアクセントを加えていると思う。

肉に近い所のコロモが黄色かったが何故なんでしょう?


いとう食堂では、ソースの他にも煮込みかつ丼も有るので、是非頂いてみたいと思う。


■□■ 店舗情報 ■□■

店名 : いとう食堂

住所 : 福島県会津若松市本町5-10

電話 : 0242-28-1839

定休日 : 木曜日

営業 : 11:30~14:00 / 16:30~19:00

駐車場 : 店の裏にあり。 無理して2台分。

※写真は「かつ丼(ソース)」 900円(税込み)

2007年3月7日水曜日

磐梯かつ丼 / 十文字屋 (会津若松市)

昨年の秋口から急に仕事が忙しくなり、ブログの更新が全く無い状態でしたが、ここに来てようやく落ち着き、次第に自由な時間が取れるように成ってきました。


先日、会津若松市河東町に在る「十文字屋」へ行って参りました。

磐梯河東IC~会津坂下町間を若松の市街地を通らずに行けるルート上にあります。

周りは田んぼばかりの長閑な場所です。


ソースカツ丼とは、早い話、トンカツ定食のおかずをドンブリご飯の上に乗っけた物と思って頂ければ結構です。


郡山で生まれ育った私には、やはり、カツ丼といえば玉子でとじた醤油味の物ですが、会津若松市に移住して5年近くに成りますので、そろそろ会津の味に親しんでみようかと思い立ち、「十文字屋」へ足を運ぶ事に成りました。


先ずはこの写真をご覧下さい。

磐梯かつ丼 / 十文字屋 (会津若松市)

厚さ15mm位のカツを半分に切り、それが4つ載っています。つまりトンカツ2枚分。

真横から見るとこうなっています。

磐梯かつ丼 / 十文字屋 (会津若松市)

注文から8分ほどでテーブルに運ばれて来ましたが、その姿を見て私の頭の中は真っ白になりました。

『えらい物をオーダーしてしまった…』


トンカツは半分に切っただけなので、口の周りがソースだらけになって結構食べにくいです。短冊に切って頂くと、サクサクと食べれて良い。

それとソースが器の周りにダラダラと垂れて手が汚れてしまう。

それに、衣が肉から剥がれやすいので、その点を改善して欲しい。

以上3点を改善して頂くと、申しぶん有りませんな。


■□■ 店舗情報 ■□■

店名 : 十文字屋

住所 : 福島県会津若松市河東町大字郡山字村東15-3

電話 : 0242-75-3129

定休日 : 火曜日

営業 : 11:00~19:00

※写真は「磐梯かつ丼」 1,000円(税込み)

2006年8月21日月曜日

案山子 / 会津若松市

ブラブラと散歩をしていたら、今ではあまり見かける事が少なくなった案山子が立っていた。

案山子 / 会津若松市

もう10日もすると朝夕に涼しい風が吹き、秋が近い事を思わせるのだろう。

2006年6月7日水曜日

飯盛山2006(後編) / 会津若松市

 戸ノ口堰洞穴から流れる水量は結構な物で、会津が米所・酒所と称されるのも、この豊かな水が有ってこそである。

戸ノ口堰洞穴水流 飯盛山 / 会津若松市

戸ノ口堰洞穴から右手を見ると、高台に“さざえ堂”が見える。

さざえ堂 飯盛山 / 会津若松市

“さざえ堂”の名前は、その形状から来た物で、離れた場所から見ると納得である。

入場料は400円と、やや高め。

さざえ堂 飯盛山 / 会津若松市

内部は、登りと下りは別のルートを辿る二重螺旋構造に成っていて、階段ではなく、スロープに成っている。

スロープには滑り止めと思われる横木が無数に打ち付けられている。

さざえ堂階段 飯盛山 / 会津若松市

さざえ堂から更に上に行くと、白虎隊士の墓が並んでいる。

白虎隊士の墓 飯盛山 / 会津若松市

団体客がある時などには剣舞が披露されるようだ。

私が着いた時には剣舞が終わり、刀を鞘に収めたところだった。

剣舞 飯盛山 / 会津若松市

あとは階段を降りてサッサと帰るのである。

石段 飯盛山 / 会津若松市

この階段を登りたくはないでしょう?

2006年5月24日水曜日

飯盛山2006(前編) / 会津若松市

戊辰戦争の幼い犠牲者として知られる白虎隊。 彼等の自刃の地である飯盛山。

見上げると、遥か彼方まで石段が続く。

階段 飯盛山 / 会津若松市

段数は約300段と少ないが、勾配が急なので、出来れば避けたい階段である。

有料エスカレーターも有るが、この参道から50メートルほど北へ行った所に、勾配が緩やかな裏道がある。

裏道 飯盛山 / 会津若松市

この『飯盛山近道』の看板が目印である。

途中には“白虎隊伝承史学館”がある。

白虎隊伝承館 飯盛山 / 会津若松市

飯盛山の石像 飯盛山 / 会津若松市

しばらく歩くと“戸ノ口堰洞穴”へ出る。

戸ノ口堰洞穴 飯盛山 / 会津若松市

これは、約400年前に猪苗代湖の水を会津地方へひく為、3年の歳月を費やして飯盛山の山腹に全長150メートル程の人口穴を開けたものである。

ここを白虎隊士が通過した。

2006年5月7日日曜日

ラーメン / 來龍 (会津若松市)

大塚山古墳近くのセブンイレブン向かいに在る「來龍」に行って来ました。

癖の無いスープと丁寧に作られたチャーシュー、そして丁度良い茹で加減の麺。

美味かったぁ。

飯盛山から然程離れていないし、何と言っても駐車場が広いのが魅力。

ラーメン / 來龍 (会津若松市)

餃子(400円)も食べましたが、こちらも凄く美味しかった。

メニューは麺類のほかにも、ご飯類や一品料理、おこげ等、豊富に揃っています。


□■□店舗情報□■□

店名 : 來龍

住所 : 福島県会津若松市中島町2-24

電話 : 0242-22-3826

定休日 : 月曜日

2006年5月6日土曜日

妙國寺 / 会津若松市

この寺は、戊辰戦争直後、会津藩主松平容保・喜徳父子が28日間謹慎した所である。

また、新政府軍により飯盛山で自刃した白虎隊士の遺体の埋葬を禁じられていた時、見かねた吉田惣治が夜な夜な一部の遺体を運び込み埋葬した所でもある。

白虎隊士最初の埋葬地である。

妙國寺 / 会津若松市

妙國寺 / 会津若松市


妙国寺

住所 : 福島県会津若松市一箕町大字八幡字墓料78

電話 : 0242-25-3367