ブラブラと散歩をしていたら、今ではあまり見かける事が少なくなった案山子が立っていた。
もう10日もすると朝夕に涼しい風が吹き、秋が近い事を思わせるのだろう。
戸ノ口堰洞穴から流れる水量は結構な物で、会津が米所・酒所と称されるのも、この豊かな水が有ってこそである。
戸ノ口堰洞穴から右手を見ると、高台に“さざえ堂”が見える。
“さざえ堂”の名前は、その形状から来た物で、離れた場所から見ると納得である。
入場料は400円と、やや高め。
内部は、登りと下りは別のルートを辿る二重螺旋構造に成っていて、階段ではなく、スロープに成っている。
スロープには滑り止めと思われる横木が無数に打ち付けられている。
さざえ堂から更に上に行くと、白虎隊士の墓が並んでいる。
団体客がある時などには剣舞が披露されるようだ。
私が着いた時には剣舞が終わり、刀を鞘に収めたところだった。
あとは階段を降りてサッサと帰るのである。
この階段を登りたくはないでしょう?
戊辰戦争の幼い犠牲者として知られる白虎隊。 彼等の自刃の地である飯盛山。
見上げると、遥か彼方まで石段が続く。
段数は約300段と少ないが、勾配が急なので、出来れば避けたい階段である。
有料エスカレーターも有るが、この参道から50メートルほど北へ行った所に、勾配が緩やかな裏道がある。
この『飯盛山近道』の看板が目印である。
途中には“白虎隊伝承史学館”がある。
しばらく歩くと“戸ノ口堰洞穴”へ出る。
これは、約400年前に猪苗代湖の水を会津地方へひく為、3年の歳月を費やして飯盛山の山腹に全長150メートル程の人口穴を開けたものである。
ここを白虎隊士が通過した。
大塚山古墳近くのセブンイレブン向かいに在る「來龍」に行って来ました。
癖の無いスープと丁寧に作られたチャーシュー、そして丁度良い茹で加減の麺。
美味かったぁ。
飯盛山から然程離れていないし、何と言っても駐車場が広いのが魅力。
餃子(400円)も食べましたが、こちらも凄く美味しかった。
メニューは麺類のほかにも、ご飯類や一品料理、おこげ等、豊富に揃っています。
□■□店舗情報□■□
店名 : 來龍
住所 : 福島県会津若松市中島町2-24
電話 : 0242-22-3826
定休日 : 月曜日
この寺は、戊辰戦争直後、会津藩主松平容保・喜徳父子が28日間謹慎した所である。
また、新政府軍により飯盛山で自刃した白虎隊士の遺体の埋葬を禁じられていた時、見かねた吉田惣治が夜な夜な一部の遺体を運び込み埋葬した所でもある。
白虎隊士最初の埋葬地である。
妙国寺
住所 : 福島県会津若松市一箕町大字八幡字墓料78
電話 : 0242-25-3367
先日紹介した石部桜から北へ100mほど歩いた所に滝沢浄水場が在る。
木々はまだまだ若く、石部桜や滝桜などの銘木の貫禄には、足元にも及ばないが、浄水場内に在る廃墟風の設備と相まって、中々の風情を醸し出していると思う。
例年、石部桜より僅かに開花が遅れるようだ。
この古い設備がとても良い味を出している…と思う。
滝沢浄水場は猪苗代湖を水源に持つ。
大正15年に工事を着手、昭和4年に完成し給水を開始した歴史の有る浄水場である。
滝沢浄水場の桜
住所 : 会津若松市一箕町大字八幡字柏木15番地の13
福島県中通地方の桜は今が見頃と聞き、出かけてみることにした。
郡山市東部ニュータウンに桜の名所が有ると聞き、詳しい場所が解からないまま行ってみた。
随分と走ったが、それらしい場所が見当たらない。
なんでも、生花などに使う桜や桃が栽培されていて、見渡す限りが花の海だと言う。
とうとう見つからず、三春町へ移動。
かの有名な三春の滝桜を訪ねたが、物凄い人出で、駐車スペースが無い。
ゆっくりと走って、その素晴らしい姿を拝んだ。
それから、郡山市西田町に有る「高柴デコ屋敷」へ行ってみた。
“デコ”とは人形の事らしい。 そう言えば“木偶人形”という言葉が有るが、木偶【デク】がデコに変化したのだろうか。
この地域には、郷土玩具を作る職人が集落を作り、各家々で素朴な張子人形を作っている。
中には絵付け体験を出来る店も有る。
公道にに面した所には「おいち茶屋」という小さな休憩所がある。
家屋は勿論の事、庭木や石などを含め、この辺一帯がチョッとした昔ばなし的異空間である。
住所 : 福島県郡山市西田町高柴舘野161
会津若松市・飯盛山から徒歩10分程の所に桜の古木が有る。
田んぼの真ん中に立っているにも関わらず、観光客が絶えない。
会津若松市教育委員会に寄る立て札に説明が記してあるので、そのまま転記する。
『樹齢600年と推定される県内でも有数の古木である。
樹高11メートル、枝張19メートル、胸高幹周囲0.5メートルから2.2メートル(計8本)。
会津五桜のひとつで、福島県緑の文化財登録第327号でもある。
開花は4月中旬で満開の景観は素晴らしい。
この附近は葦名の重臣石部治部大輔の屋敷跡といわれている。』
住所…福島県会津若松市一箕町大字八幡字石部
駐車場…臨時無料駐車場
東山温泉は「会津の奥座敷」などと言われている。
一説では1300年もの歴史を持つらしく、歴史ある温泉郷としてガイドブック等に紹介されている。
竹久夢二を初め、多くの文人墨客が訪れている。
新撰組・土方歳三も、足の怪我の治療に東山温泉を利用したと言う。
『御宿 東鳳凰』は、そんな東山温泉郷の入り口に在る。
新撰組局長・近藤勇の墓が有る“天寧寺”は目と鼻の先。
白虎隊で知られる“飯盛山”や“御薬園”、“鶴ヶ城”に行くにも比較的便利な場所に有る。
ここの温泉施設は宿泊客以外も利用できる。
料金はタオル代込みで800円。
建物の最上階に有る温泉からは会津の街が一望できる。
露天風呂やサウナからも眺められる。
年に何度か格安で宿泊できるプランも有るので是非利用したい。
■□■ 立ち寄り湯情報 ■□■
施設名 : 御宿 東鳳【おんやど とうほう】
住所 : 福島県会津若松市東山町石山院内706
電話 : 0242-26-4141
FAX : 0242-26-4570