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2021年6月21日月曜日

強清水 / 会津若松市

強清水【こわしみず】

福島県が定める「ふくしまの水三十選」の内の「ふるさとの泉9選」の一つ。いわゆる銘水である。
「滾々と湧き出る」とはこの様な事を言うのだと言わんばかりにまさに滾々と湧いている。
湧き水周辺は昔は二本松街道沿いの休所として栄えた。現在も何軒もの蕎麦屋が在るのは当時の茶店の名残か。
ここ強清水の各蕎麦屋の名物は天ぷらで、スルメや身欠き鰊などの乾物と饅頭といったその天タネの特殊性から“強清水の天ぷら”として知られるようになった。
饅頭の天ぷらは醤油を付けて食べると餡の甘味と醤油の塩気と揚げ油のコクが相まって、えも言われぬ味わいになると絶賛する向きもある。


強清水の由来

1231年(寛喜3年)のこと。
木こりをしていた与曽一と与曽二という父子がいた。父の与曽一はまじめな働き者だったが、息子の与曽二は大の怠け者で、年中酒を飲み、ついには追い剥ぎをするようにまで成り果てた。
悪たれ息子のせいで米も買えないほどに困窮していたが、父の与曽一は山仕事の帰りにはいつも酒に酔っていた。
不思議に思った息子の与曽二は父のあとをつけてみると、父与曽一は山仕事を終えての帰宅途中にある清水を酒に見立てて呑んでいたのであった。
与曽二はその父の姿を見て己の親不孝を悔い改め、それ以降は孝行を尽くした。

 会津盆唄の一節
  ハァー恋(鯉)の滝沢 舟(鮒)石こえて
  親は諸白 子は清水
というのは、まさに、この父子の物語をうたったものである。

…と言うのが会津かわひがし町観光協会の案内板に書かれている内容なのだが、民謡の歌詞の部分の意味が解らない。
滝沢と船石は地名なのか。
鯉と鮒は何の意味なのか。
「親は諸白 子は清水」は、バカ息子にはただの湧き水だが、父親は諸白(清酒に近い日本酒)のつもりで飲んでいた、と言う意味か。
会津かわひがし町観光協会はその辺の解釈も併せて記載して頂きたいのと、看板文字がかなり薄れて来ているので作り直して頂きたい。

強清水【こわしみず】

住所 : 福島県会津若松市河東町八田下ノ家
汲水 : 随時