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2021年4月21日水曜日

見祢の大石 / 猪苗代町

見祢の大石 【みねのおおいし】


もともとは磐梯山の火口付近に在った輝石安山岩の巨魁が、1888年の磐梯山噴火のときに約5km離れた現在の場所に泥流により流されて来たらしい。
大きさは、長さ9.39m、幅6.06m、高さ3.03m。
泥流が、このような巨岩までをも長い距離を運ぶ事を証明するものとして、1941年(昭和16年)に国の天然記念物に指定されている。
岩なだれで流されて、見つからない人々を探している当時の写真があるが、当時に比べ、巨岩の半分近くが沈下しているのが解る。
現在は民家が隣接して在り、道路側からしか見る事ができない。
このような天然記念物に指定されている歴史的重要資料がまるで邪魔物のようにに扱われている事を不満に思う。

この見祢の大石や玄翁石のような歴史や伝説がある物の扱い方に、自治体の文化度が現れているように感じる。


見祢の大石

名称 : 見祢の大石 【みねのおおいし】

住所 : 福島県 耶麻郡猪苗代町見祢
駐車場 : なし


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