2020年4月6日月曜日

小野川温泉街と花月そば店 / 米沢市

旅の情緒を何に求めるかは人それぞれ。普段はお目にかかれないような高級料理に舌鼓を打ち、掃除の行き届いた広々とした部屋で下にも置かないもてなしを受けるのを喜びとする方もいらっしゃるだろう。
逆に、鄙びた宿で静かに過ごし、素朴な料理の中に喜びを見出す方もいらっしゃる。
小野川温泉街は、どちらかと言えば、後者の方にお薦めしたい。
近代化を拒み、昭和40年代で時間が止まったような小さな温泉街は、20分も歩けば端から端まで行けるほどである。
他の温泉地では土産屋が大声で客を呼び込んだりするが、ここではそのような事はない。
ひっそりと温泉饅頭などを並べている。
昭和時代中期頃の様式の宿が並び、一軒一軒見ていて飽きない。
日頃の人間関係に疲れ、喧騒から離れたいと望んでいる方々にはピッタリの温泉街が小野川温泉である。

街から外れた所にある「小町の湯」で入浴。湯舟は大きめな池という印象の露天風呂。周りは板塀で囲まれており、脱衣場の側に入浴料を入れる箱が有る。

温泉街の南端にひっそりと在る「花月そば店」で中華そばを頂いた。
温泉街の雰囲気に相応しい物静かなラーメンで、押し付けがましい自己主張は無い。
花月そば店さんの店の佇まいを味わうつもりで入場料を払ったらラーメンが食べられた、と言うような気持ちで行って頂きたい。

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