河井継之助記念館は、新潟県長岡市と福島県只見町の2箇所に在るようだが、今回訪れたのは只見町に在る方だ。
私は河井継之助なる人物を全く知らなかった。 司馬遼太郎著『峠』の主人公として知られるようになったが、それまではほとんど知る人が無かったようだ。
河井継之助は越後長岡藩の家臣であった。
会津藩討伐の為に新潟県小千谷市に居た新政府軍本陣を訪ね、会津藩をはじめとする奥羽への侵攻の停止を交渉。しかし新政府軍監の岩村精一郎が余りにも無知で狭量だっため、話し合いは僅か30分ほどで決裂したと言う。これにより長岡藩は奥羽越列藩同盟に加わった。
河井は左膝へ敵弾を受けのがもとで重篤な状態になり、只見町の矢沢宗益宅で死去。
長岡藩士である河井継之助の記念館が只見町にも在る訳が分かった。
当時長岡藩が所有していたガトリング砲のレプリカが展示されている。
尚、“継之助”の読みは【つぐのすけ】か【つぎのすけ】か不明との事。
■□■ 記念館情報 ■□■
館名 : 河井継之助記念館
住所 : 福島県南会津郡只見町大字塩沢字上ノ台850-5
電話 : 0241-82-2870
休館日 : 木曜日 (冬季休館 : 11月末から4月中旬)
営業時間 : 10:00~16:00
入館料 : 300円
駐車場 : 3台程度
写真 : 河井継之助記念館 ガトリング砲レプリカ